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実際の事件を基にコロナ禍での社会的孤立を描く…板谷由夏主演『夜明けまでバス停で』特報

板谷由夏主演、高橋伴明監督作『夜明けまでバス停で』より、60秒特報と場面写真が解禁された。またジャーナリストの田原総一朗からのコメントも到着した。

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『夜明けまでバス停で』(C)2022「夜が明けるまでバス停で」製作委員会
『夜明けまでバス停で』(C)2022「夜が明けるまでバス停で」製作委員会 全 14 枚
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板谷由夏主演、高橋伴明監督作『夜明けまでバス停で』より、60秒特報と場面写真が解禁された。またジャーナリストの田原総一朗からのコメントも到着した。

北林三知子(板谷由夏)は昼間はアトリエで自作のアクセサリーを売りながら、夜は焼き鳥屋で住み込みのパートとして働いていたが、突然のコロナ禍により仕事と家を同時に失ってしまう。新しい仕事もなく、ファミレスや漫画喫茶も閉まっている。途方に暮れる三知子の目の前には、街灯が照らす暗闇の中、そこだけ少し明るくポツリと佇むバス停があった…。

一方、三知子が働いていた焼き鳥屋の店長である寺島千晴(大西礼芳)は、コロナ禍で現実と従業員の板挟みになり、恋人でもあるマネージャー・大河原聡(三浦貴大)のパワハラ・セクハラにも頭を悩まされていた。誰にも弱みを見せられず、ホームレスに転落した三知子は、公園で古参のホームレス・バクダン(柄本明)と出会う…。

2020年冬。幡ヶ谷のバス停で寝泊まりする、あるひとりのホームレスの女性が、突然襲われてしまう悲劇があった。非正規雇用や自身の就労年齢により、いつ自分に仕事がなくなるか分からない中、コロナ禍によって更に不安定な就労状況。そして自らが置かれている危機的状況にもかかわらず、人間の「自尊心」がゆえに生じてしまう、助けを求められない人々…。本作では、実際の殺人事件をモチーフに、誰しもが置かれるかもしれない「社会的孤立」を描いていく。

『痛くない死に方』の名匠・高橋伴明監督の、「今、これを世の中に発信しなければ」という想いに、日本映画が誇るスタッフとキャストが集結。バス停で寝泊まりするホームレスに転落してしまう主人公・三知子役に『欲望』(2005)以来の映画主演となる板谷由夏、三知子の働く居酒屋の店長に大西礼芳、マネージャーに三浦貴大

石を振り上げる男・工藤武彦役に松浦祐也、居酒屋の同僚役にルビーモレノ片岡礼子土居志央梨。ユーチューバー役に柄本佑、三知子のアトリエのオーナーに筒井真理子、介護職員にあめくみちこ、古参のホームレスに下元史朗根岸季衣柄本明と、実力派俳優が勢ぞろいした。

主題歌には、全世界配信のNetflixアニメ「BASTARD!!-暗黒の破壊神-」のエンディングテーマにも起用され話題のTielleの新曲「CRY」が決定。

この度解禁された特報では「社会的孤立」に陥っていく三知子の過酷な状況が映し出されており、最後には男が女性に何かを振り下ろそうとする衝撃的なシーンが収められている。

併せて解禁となった場面写真では、板谷さん演じる主人公が飲食店のゴミを漁って食べるシーンや、三浦さん演じるマネージャーが大西さん演じる店長にパワハラをするシーンなど、コロナ禍という極限の状態での人間模様が垣間見えるものとなっている。

さらにジャーナリストの田原総一朗のコメントが届いた。

<田原総一朗(ジャーナリスト)コメント>
私は、ホームレスとは生きる意欲を失った人がなっていくものと思っていたが、 この主人公の場合は全くそうではなかった。
不幸なコロナ禍もあったがしかし自分の「誇り」ゆえにホームレスとなったのだ。
「自己責任」でなく「相互扶助」が大切だと改めて感じた。

『夜明けまでバス停で』は10月8日(土)より新宿 K’s cinema、池袋シネマ・ロサほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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