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怖さの秘訣は“透明度”?『プレデター:ザ・プレイ』監督が“スリル”を意識した演出の秘密明かす

大ヒットシリーズ「プレデター」最新作『プレデター:ザ・プレイ』より、監督のインタビューが到着。恐怖を倍増させる本作ならではの“演出”について明らかにした。

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『プレデター:ザ・プレイ』(C)2022 20th Century Studios
『プレデター:ザ・プレイ』(C)2022 20th Century Studios 全 4 枚
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大ヒットシリーズ「プレデター」最新作『プレデター:ザ・プレイ』より、監督のインタビューが到着。恐怖を倍増させる本作ならではの“演出”について明らかにした。

1987年公開の記念すべき第1作目から、クロスオーバー作品も含め全6作品、世界中でカルト的人気を誇る伝説的シリーズ「プレデター」。本作は、高度な科学技術を駆使した武器を持つ宇宙で最も危険な戦士プレデターと、人類の攻防を描き、世界的な人気を誇るシリーズの最新作だ。

この度、大ヒットドラマ「ザ・ボーイズ」や映画『10 クローバーフィールド・レーン』を世に送り出し、本作の監督を務めているダン・トラクテンバーグが、恐怖を倍増させる本作ならではの“演出”について明らかにした。

超高度な科学技術を用いた脅威の兵器と、圧倒的なパワーと俊敏さを併せ持つ宇宙最凶のハンター“プレデター”。姿を見せずに音もなく近寄り、ターゲットが狙われていることに気づかぬうちに瞬殺するその狩りは、見るものを恐怖に陥れる。その見えざる“恐怖”は本作でもふんだんに描かれている。

監督のダンは、「プレデターが見えない状況の時にも、視聴者が楽しんでもらえるように工夫しました。なぜなら、プレデターの全身が明らかになった時、そして彼が装備する武器が遂に使われるようになった時に、楽しさが膨らむからね」と語り、プレデターの代表的な装備の一つで、周りの景色と同化し、透明になることができる《光学迷彩》を使用している時の演出にこだわりがあることを明かした。

透明な何者かが、突如として襲い掛かってくるだけでも十分怖さを演出できるが、その何者かが身に着けている装備やガジェットのシルエットがうっすらと浮かび上がる時、その全貌を想像したときの恐怖は倍増する。そんな“見えそうで見えない”という絶妙なラインを監督は突いたのだ。

ジャングルが舞台となった第一作『プレデター』では、プレデターの攻撃を目の当たりにした人物が、アーノルド・シュワルツェネッガー演じる主人公ダッチ少佐に「森に襲われた」と告げる。しかし、あまりにも取り留めのない話にダッチは先を急ぐが、その言葉の真の意味をこの後に知ることとなる…。以降、“見えざる恐怖”の演出は、プレデターシリーズの伝統となった。本作では、この恐怖の演出が更にグレードアップしているとあって、そのスリルは計り知れない。

監督は、「プレデターのそれぞれの段階を考えていくのは楽しかったよ。彼が姿を消している時に、僕らにはどう映るのか?一部だけ見えている時はどうなのか?プレデターがターゲットを追いかけている時は?そして見事に獲物を捕らえた時は?そういう色々な状況を僕らは突き詰めていったんだ」と語り、プレデターの姿をみせていく過程にも強いこだわりを持っていたことを語っている。

本作で宇宙最凶のハンターに挑むのは、ネイティブ・アメリカンの戦士ナル。最強の部族と称されるコマンチ族の彼女は、高い戦闘技術と類まれな勇気を併せ持つが、武器は手斧や弓。圧倒的な戦闘能力を持つプレデターに、いかにしてナルが立ち向かうかが本作の大きな見どころの一つでもあるが、監督は「僕はすべての瞬間において、楽しみを絞り出そうとしたのさ。いろんなものがぎゅっと詰まった90分だったと観客が感じてくれることを願うよ!」とコメントし、作品の出来栄えに自信をのぞかせている。

『プレデター:ザ・プレイ』はディズニープラス「スター」にて独占配信中。


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《シネマカフェ編集部》

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