橋本環奈がゆるふわ最強ヒットガールを演じる映画『バイオレンスアクション』のメイキング写真が公開された。
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本作では、斬新なアクションシーンを撮影するにあたり、日本初となる最先端の撮影手法、ソニーの“ボリュメトリックキャプチャ技術”を採用。スポーツやMVの分野で使われることが多いが、日本の商業映画で使用されるのは本作が初。
グリーンバックで囲まれた円柱状の専用スタジオに、100台以上のカメラが360度に設置され、スタジオ内の俳優陣の動きを3Dでキャプチャ。それを高精細な3DCGデータとして再現。通常のアクションシーン撮影では、カットを細かく割ることが多いが、これにより一連の流れで撮影することができる。
VFXスーパーバイザー・鎌田康介は「カメラを自由に動かすことができるので、それにより監督が求める映像をうまく表現できるようになりました。今までにない新感覚の映像になっていると思います」と説明している。
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ボリュメトリックキャプチャが最大限に活かされたのは、ケイ(橋本さん)と最狂の殺し屋みちたかくん(城田優)との最後のバトルシーン。何度も共演経験のある2人は息の合った動きを見せ、ブンブンという音が聞こえそうな城田さんのパンチ、それに応じる橋本さんの動きも完璧。最初のカットは一発OKがかかり、互いにタイミングを合わせながらカットを重ねていったという。
グリーンバックに囲まれた撮影は苦労も多く、橋本さんは「どこを見ても同じ光景だから前後がわからなくなる」と悩む様子もあったが、カットを重ねるごとに2人の動きは精度を高め、最後に瑠東東一郎監督の「OK!」の声がかかると、その場にいた全員から拍手が沸き起こったそう。
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なお、公開日の前日8月18日(木)には、ソニーグループのポータルサイトと公式YouTubeチャンネルにて、ボリュメトリックキャプチャ技術を紹介する特別映像『バイオレンスアクション』製作裏スペシャル映像が公開となる。
『バイオレンスアクション』は8月19日(金)より全国にて公開。