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懐かしのあの街へ…ピンクの帽子を纏い輝くウド・キアーの本編映像『スワンソング』

ウド・キアー主演映画『スワンソング』公開に先駆け、主人公の伝説的ヘアメイクドレッサーが故郷に辿りつく、本編映像「懐かしのあの街へ~ハロー、サンダスキー」が解禁。

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『スワンソング』(C)2021 Swan Song Film LLC
『スワンソング』(C)2021 Swan Song Film LLC 全 8 枚
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引退したヘアメイクドレッサーが亡き親友に最後のメイクを施す旅を描き、世界各国の映画祭で感動を巻き起こしたウド・キアー主演映画『スワンソング』。公開に先駆け、キアー演じる主人公が故郷に辿りつく本編映像「懐かしのあの街へ~ハロー、サンダスキー」が解禁となった。


>>『スワンソング』あらすじ&キャストはこちらから

今回解禁される本編映像では、スウェット姿にウェストポーチひとつのまま老人ホームを抜け出してきた主人公パット(ウド・キアー)が、ようやく故郷へ辿り着き、商売道具を仕入れようとする場面から始まる。

行きつけの化粧品店は、とっくに店じまいして黒人女性たちが集う美容院に変わってしまった。希望の化粧品を伝えては(流行遅れで)笑われてしまうパット。しかし、嘘のない毒舌ぶりに、他人事とは思えない店員は熱中症予防にピンクの帽子を手渡し、パットはご機嫌で店を後にする――。

自身の過去の足跡を辿っていくたびに、手にするアイテムや経験で、失われた本来の自分を取り戻しながら、その持ち前のキャラクターで周りにも影響を与えていくパワフルなパットのファビュラス感にも注目。

撮影の舞台であるサンダスキーは、トッド・スティーブンス監督の生まれ故郷。インタビューで監督は、少年時代に町で見たパットはまるで「リベラーチェかデヴィッド・ボウイのような出で立ちだった」と語る。小さな町でパットのような存在を知り、「とても共感した」と出会いをふり返っている。

監督はこの映画を「ミスター・パットへのラブレター」であると同時に「70年代・80年代の田舎町に住む全てのクイーンたちへのラブレター」と表現。彼らが「何も恐れず、ありのままの自分でいいんだ」という姿を見せてくれたことへの感謝の意を示している。

『スワンソング』は8月26日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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