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川口春奈×目黒蓮、木曜劇場「silent」で本格共演!ヤングシナリオ大賞受賞の若手脚本家作品

今年デビュー15周年の節目を迎える川口春奈が、10月期木曜劇場「silent」(読み:サイレント)に主演することが決定。「教場ll(2021年1月/フジテレビ系)にともに参加した目黒蓮(Snow Man)が共演する。

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木曜劇場「silent」 (C)フジテレビ
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今年デビュー15周年の節目を迎える川口春奈が、10月期木曜劇場の完全オリジナルラブストーリー「silent」(読み:サイレント)に主演することが決定。「教場ll」(2021年1月/フジテレビ系)にともに参加した目黒蓮(Snow Man)が共演する。

主人公・青羽紬は8年前に、一生をかけて愛したいと思えた恋人との別れを経験し、新たな人生を歩もうと前を向いて生きている一人の女性。そんな紬と大切な人との出会いは高校2年の秋、たまたま朝礼で耳にしたある男子生徒の声に惹かれたことがきっかけだった。壇上で作文を読む、佐倉想に心を奪われた紬は、次第に彼が気になる存在になっていることに気づく。

3年生で同じクラスとなり、共通の友人を通してだんだんと距離が縮まっていった2人は付き合うことに。音楽好きというお互いの趣味で通じ合い、仲を深めていった二人だったが、卒業後のある日、これからも一緒にいたいと思う紬に対し、想は突然、理由も言わずに別れを告げて姿を消してしまう。

それから8年という月日が流れ、新たな人生を歩み始めていた紬だったが、ある日、偶然、雑踏の中に想の姿を見かけたことをきっかけに、再び彼の存在を意識するようになっていく。もう一度、想に会ってちゃんと話をしたいと彼の姿を探し始めた紬だったが、実は彼が徐々に耳が聞こえにくくなる「若年発症型両側性感音難聴」を患い、聴力をほとんど失っていたという思いがけない現実を知ることになり…。

完全オリジナルとなる本作は、主人公の紬が、本気で愛するも別れることになってしまった高校時代の恋人・想と8年の時を経て偶然の再会をはたし、そこに待ち受けていた現実と向き合いながらも、寄り添い、乗り越えていこうとする姿を丁寧に描いていくラブストーリー。大切な人との別れを乗り越え、いまを生きようとしている女性と、障がいを患ったことで自分と向き合えず別れを選んでしまった青年。音のない世界でもう一度“出会い直す”ことになった二人と、それを取り巻く人々が織り成す、せつなくも温かい物語が紡がれていく。


デビュー15周年という節目の年で魅せる川口春奈の等身大の演技に注目


今作の主人公・紬は、地元の短大を卒業後に上京、一度は就職したものの、うまくいかずに退社。いまは渋谷の大型CDショップでアルバイトとして働き、大好きな音楽に囲まれて生活している。音楽が好きになったのは、高校時代に付き合っていた想の影響。その想を意識するようになったきっかけも、想の“声”が好きだったから。最近では、正社員にならないかとの誘いも受け、それなりに充実した毎日を過ごしている。

また、弟思いの性格で、大学生の弟を半ば養うようにして姉弟2人、一つ屋根の下暮らしている。普段は明るく元気な振る舞いをみせる紬だが、実際は周囲の人間に合わせるためにふるまっているところもあり、その優しすぎる性格で本当に言いたいことや考えなどをため込んでしまうような一面も。

高校卒業後に想と別れてからは新たな環境で生きることを決めるも、「紬は人生の片隅にずっと想がいるような、とにかく健気で一途に誰かを思い続けている女性」と川口さん自身が話すように、再び想に出会ってしまったことで、8年の月日が流れた今も自分の中に消えることなく残っていた想に対する気持ちと、いまの自分を支えてくれる人たちへの思いが交錯し、葛藤してしまうことに…。「紬や想、それぞれが抱える問題に葛藤している姿がとても現実的で、私の心に刺さりました」と川口さんは明かす。

デビュー15周年目を迎え、今作でフジテレビ系連続ドラマの初主演を務めることになる川口さんは2009年には「東京DOGS」(2009年10月期/フジテレビ系)で女優として活動を開始し、翌年にはドラマ「初恋クロニクル」(BSフジ)でドラマ初主演。最近では大河ドラマ「麒麟がくる」(2020年/NHK)で時代劇初挑戦ながらも、芯の強い女性を見事に演じきったほか、連続テレビ小説「ちむどんどん」(2022年/NHK)など幅広い役柄で存在感を放っている。川口さんが木曜劇場に出演するのは「探偵の探偵」(2015年7月期/フジテレビ系)以来、7年ぶりとなる。


目黒蓮、フジテレビの連ドラ初出演!


一方、目黒さんが演じる想は、かつて紬が大切に思った恋人であり、18歳の時に「若年発症型両側性感音難聴」を発症したことで音のない世界で生きることになった青年。難病指定にもなっているこの病は40歳未満で発症し、両耳がだんだんと聞こえなくなっていくという難聴が主な症状で、有効な治療法が確立されていない難病の一つとなっている。

そんな想は、高校時代はサッカー部のエースを務めるも、普段は好きになった相手にもつい素っ気ない態度を取ってしまう少し内気な性格の持ち主。高校を卒業する頃には難聴の症状が出始め、いずれはほとんど聞こえなくなってしまう可能性が高いという現実を知らされることになる。地元を離れ東京へ進学するタイミングに合わせて紬に別れを切り出し、何も告げずに彼女の前から姿を消してしまう。紬だけでなく、高校仲間との縁も全て断ち切り、スポーツ推薦を受けた東京の大学に進学した想だったが、難聴によって起きた変化にとまどい周囲からも期待されていたサッカーも諦めることに。

その後、大学を卒業してからは人とのコミュニケーションを取ることにつらさを感じて職を転々とし、現在は在宅で校閲の仕事をしながら、限られた人にしか心を開かずに日々を過ごしている。しかし、一生会わないと決めていた紬とのまさかの再会を果たしたことで、その閉ざしていた心にある変化が起きはじめ…。

そんな想を演じる目黒さんは、ダンスを得意としたジャニーズ9人組グループ「Snow Man」のメンバーとして2020年にでCDデビュー、令和を象徴するアイドルグループの一員として活躍している。また、音楽活動だけでなく、最近では「教場ll」(2021年/フジテレビ系)で髪を短く切り、鋭い観察眼を持った生徒役という難しい役どころを演じきったほか、「消えた初恋」(2021年10月期/テレビ朝日系)ではピュアな男子高校生役を演じるなど人気を得ている。

さらに今作では手話での演技にも挑戦。「この作品を見てくださった方が、例えば海外の言葉を覚えてコミュニケーションを取ったりするのと同じように、手話を実際に覚えて通じ合っていく、そういうあたたかい世界になったらうれしいです」と手話に対する思いも口にする。実際、この役が決まってすぐの頃から手話指導を受け、寸暇を惜しんで手話レッスンに励んでおり、その真摯な姿勢にスタッフが感嘆するほど。


「フジテレビヤングシナリオ大賞」受賞作家と、新進気鋭の演出家が描く新しい世界観


脚本を務めるのは、若手脚本家の登竜門とも呼ばれ、これまで野島伸司や坂元裕二など数多くの作家を輩出してきた「フジテレビヤングシナリオ大賞」にて、去年大賞を受賞した生方美久。その受賞作品となった「踊り場にて」はドラマ化された。この年の審査員を務めていた村瀬健プロデューサーがその才能にほれ込み、全くの新人ながら木曜劇場という伝統のある枠で、しかも完全オリジナル作品での脚本家デビューを果たした。

川口さんも目黒さんも口を揃えて「脚本が本当に面白くて、次の回の本が来るのが楽しみで仕方ない」と言うように、大抜擢に応える脚本となっているようで、紬や想と同世代が描く脚本家の等身大でリアルな台詞、印象的な言葉の数々にも注目。

そして、この作品の演出を務めるのは、映画化もされた『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(2020年10月期/テレビ東京系)や『うきわ ―友達以上、不倫未満―』(2021年8月/テレビ東京系)などを手掛けてきた風間太樹。彼もまたゴールデン・プライムタイムの連続ドラマの演出を担当するのは初めてとなる。


2人きりの空間で、紬が想から手話を教わる姿を表現したキービジュアル


本作のキービジュアルも同時公開。2人で寄り添い合いながら紬が想から手話を教わっているという、まるでこのドラマのどこかワンシーンを切り取ったかのような写真で、突然の別れから8年の時を経て偶然の再会を果たした2人が、もう一度心を通わせ合うという明るい未来を予感させるビジュアルになっている。紬が想から教わっているのは、「永遠」「ずっと続く」という意味を表す手話となる。

木曜劇場「silent」は10月、毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送。


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《シネマカフェ編集部》

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