「健康状態に懸念がある」として、滞在中のバルモラル城で医師の管理下にあったエリザベス女王が、「8日午後に安らかに息を引き取った」ことを英王室が発表した。
エリザベス女王の死去により、新国王に即位したチャールズ3世は、「最愛の母である女王陛下の死は、私と家族全員にとって最大の悲しみの時です。大切な君主であり、多くの人に愛された母の死を深く悼みます」とコメント。
在位70年、英国民に敬愛されたエリザベス女王の死に、セレブたちも悲しみの声を上げている。ヘレン・ミレンは「私はエリザベス女王の時代に生まれたことを誇りに思っています。王冠の有無にかかわらず、高潔さの象徴であった女性の死を悼みます」と追悼。
エルトン・ジョンは、「子どもの頃から今日まで、エリザベス女王は私の人生の多くを占めていました。心から寂しいと思います」、ミック・ジャガーも「私の人生を通して、いつもそこにいてくださった」「美しく若い女性であったときから、イギリスの最愛の祖母になるまでを覚えています」と回顧。デヴィッド・ベッカムは「私たちがいま、深い悲しみの中に包まれているというのは、女王がこの国と世界中の人々にとって、いかに重要な存在であったかを示しています。彼女のリーダーシップは、どれだけ私たちを勇気づけてくれたことでしょう。つらい時代に、どれだけ私たちを慰めてくださったことでしょうか」と称えた。
ほかにもポール・マッカートニー、プラチナ・ジュビリーで女王にお茶会に招かれた「くまのパディントン」、アメリカからはドウェイン・ジョンソン、パリス・ヒルトン、リース・ウィザースプーンらがお悔やみのメッセージを寄せている。