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「鎌倉殿の13人」「初恋の悪魔」など話題作続々の山谷花純、『天間荘の三姉妹』でも難役に挑む

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では源頼家の妻・せつ役で話題を呼んだ山谷花純
が、のん主演、『この世界の片隅に』の製作スタッフが贈る『天間荘の三姉妹』にも出演

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『天間荘の三姉妹』(C)2022 高橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会
『天間荘の三姉妹』(C)2022 高橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会 全 5 枚
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では源頼家の妻・せつを演じ、その壮絶な最期が話題を呼んだ山谷花純。のん、門脇麦、大島優子が共演し、『この世界の片隅に』の製作スタッフが贈る『天間荘の三姉妹』にも、天間荘に一波乱を起こす少女役で出演を果たしている。


>>『天間荘の三姉妹』あらすじ&キャストはこちらから

2007年にエイベックス主催のオーディションに合格し、翌08年に木村拓哉主演の「CHANGE」でドラマデビュー。2015年~16年のスーパー戦隊シリーズ「手裏剣戦隊ニンニンジャー」で大きな注目を集め、特撮ファンからは現在も役にちなんだ “モモニンジャー”“霞姉”の愛称で親しまれている山谷さん。

山谷花純

さらに2018年の映画『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』では末期がんの患者を演じるため、バリカンで丸刈りに。役に真摯に向き合った、体当たりの演技が注目を集めてきた。最近では、坂元裕二脚本のドラマ「初恋の悪魔」で、馬淵悠日(仲野太賀)と結婚後は仕事を辞めて主夫になることを条件に結婚を約束したものの…という婚約者・東浦結季を演じるなど話題作に続々出演している。

そして本作では、現世で人生に絶望し、自殺未遂を経て天間荘に召還された少女・芦崎優那を熱演。現世での経験から人間不信に陥った優那は、天間荘でも次々と波乱を起こすことに。

しかし、たまえ(のん)との出会いによって少しずつ気持ちに変化が訪れ、やがてたまえを唯一の友達として慕うようになり、生きる希望を見出していく。

トラウマを抱え、ときに激しい感情や行動に出る、という難しい役の優那に彼女をキャスティングした理由について、本作のプロデューサー・和田大輔は「優那は、憎まれ口を叩いたり軽率で突飛な行動で迷惑をかけたり、何かと平穏をかき乱す厄介者だけれども、その行動も若くして抱えた孤独や寂しさの裏返しであることから心底彼女を憎んだり責めることはできないーーという、このお話の中でとても重要かつ最も難しい役どころでもある」と、そのキャラクターを説明。

「同時に優那という存在は、今生きづらさを抱えていたり、どう生きていけばいいかわからない特に若い方々にとっては、いちばん心当たりがあるけど普段は隠したり見せたくない部分だと思いましたし、正直に生きているからこそ、生きづらかったりする。そんなことを考えていた時に山谷さんの顔が浮かびました」と明かす。

「山谷さんは初めましてでしたし、彼女が優那と同じような人生を歩んできたわけでもないと思いますが、普段映画やドラマで彼女のお芝居を拝見していた中で、役に向き合うひたむきさや芯の通った強さの裏に、とても儚い脆さや危うさや、ある種の情念を感じて。そこが優那とリンクしたんだと思います」とコメント。

また、本作の撮影を通じて北村龍平監督も、「優那役は本作で一番難しい役と言っても過言ではないほどでした。物語の中盤で飛び道具のように登場し、天間荘を引っかき回すのですが、心の中には複雑に絡まった感情や傷を抱えていて、演じるのは並大抵ではなかったと思います」と言う。

「山谷さんは非常に高いモチベーションで参加してくれて、撮影前にじっくり話し合っただけでなく、撮影現場でも、撮影が終わってからのラインのやりとりなどでも密にコミュニケーションを取り、見事に難役に命を吹き込んでくれました。これからがもっともっと楽しみな女優さんです」とその魅力をあらためて実感したと語る。

本作の出演が解禁された際には、自身のTwitterで「自分の人生の数ページを捧げたいと思えた大切な役と作品。女優としての覚悟を刻んだ時間だったと思います」と熱い言葉で撮影をふり返っていた山谷さん。その真摯に向き合う姿に注目してみて。

『天間荘の三姉妹』は10月28日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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