英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)が主催するインタビューイベント「BAFTA: A Life in Pictures」にマーゴット・ロビー(32)が出演。同イベントでは、これまでバズ・ラーマン、トム・ハンクス、マーティン・スコセッシ、ヘレン・ミレンら数十年のキャリアを持つ俳優や映画製作者を招き、インタビューを行ってきた。その中でマーゴットは最年少の出演者となった。
俳優デビューから14年ほどのマーゴットだが、すでに『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』『スキャンダル』など代表作多数。プロデューサーとしての手腕も高く評価されてきた。俳優として自信を持てるようになった時期は、わずか5年前の『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』だったという。「『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』は、私が初めて映画(出演作)を観て『よし。私はいい役者だ』と思えた作品」と語った。マーゴットは同作で初めてアカデミー主演女優賞にノミネートされた。
以降、「憧れの人たちと一緒に仕事をするのに十分だと、心の準備ができた」というマーゴット。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で組んだクエンティン・タランティーノ監督はまさにその憧れの人の一人であり、長年「バケットリスト」(死ぬまでにやっておきたいリスト)に「彼と一緒に働くこと」が入っていたそうだ。