5日(現地時間)に開催されたグラミー賞授賞式で、ヴィオラ・デイヴィスが最優秀朗読アルバム賞を受賞し、EGOTを達成した。
EGOTとは、エミー賞、グラミー賞、オスカー、トニー賞の頭文字を取ったもので、エンタメ界における主要な4つの賞すべてを獲得した人のこと。
ヴィオラは「キング・へドリー2世」でトニー賞演劇助演女優賞、「フェンス」で同演劇主演女優賞、映画版『フェンス』でアカデミー助演女優賞とゴールデングローブ賞助演女優賞、「殺人を無罪にする方法」でエミー賞主演女優賞を受賞し、EGOTに王手をかけていた。今回、グラミー賞では自身の回顧録「Finding Me」を朗読したオーディオブックが評価されて受賞となった。
ヴィオラは受賞スピーチで「オーマイゴッド。私はこの本を6歳のヴィオラに敬意を表して書きました。彼女の人生、喜び、トラウマ、すべてに敬意を込めてです。まさに旅のようなものでした。そしてEGOTを達成しましたよ!」と語り、喜んだ。
これまでEGOTを達成したのは、リタ・モレノ、オードリー・ヘプバーン、ウーピー・ゴールドバーグらで、昨年はジェニファー・ハドソンがEGOT入りを果たした。ジェニファーはヴィオラのグラミー賞受賞を喜び、彼女の受賞スピーチ動画を添えて「ヴィオラ・デイヴィスが18人目のEGOTになりました!」とツイート。「“生ける伝説”におめでとう! お祝いしなくちゃ!」と興奮した様子をつづった。