草彅剛主演の戦争シリーズ第3弾「罠の戦争」第5話が2月13日オンエア。草彅さん演じる鷲津の選挙演説に「独特の台詞回しに思わず感情移入」「演技とは思えんくらいリアル」「草彅くんの演技の真骨頂」など感動の声が続出している。
「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く戦争シリーズ第3弾として、草彅さんが息子を歩道橋から突き落とした犯人と、その事件を隠蔽しようとする権力に立ち向かう議員秘書に扮する本作。
自分が秘書をしていた犬飼の地盤を継いで総選挙に立候補することになった鷲津亨に草彅さん。息子の泰生(白鳥晴都)を重体にした犯人たちへの復讐を誓う妻・可南子に井川遥。新人議員秘書の蛯沢眞人に杉野遥亮。鷲津とともに秘書をしている蛍原梨恵に小野花梨。
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鷲津に協力する週刊誌記者の熊谷由貴に宮澤エマ。鷲津と以前から親しい二世議員の鷹野聡史に小澤征悦。若くして総理大臣となった竜崎始に高橋克典。女性総理大臣の座を狙う厚生労働大臣の鴨井ゆう子に片平なぎさ。与党・民政党幹事長で鷲津を担いだ鶴巻憲一に岸部一徳といったキャストが出演。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
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泰生を突き落とした犯人を明らかにするため出馬を決めた鷲津だったが、対立候補に人気フリージャーナリストの有馬保奈美が出馬することを知る。保奈美は記者として前内閣を解散に追い込んだ竜崎内閣誕生の立役者であり、竜崎総理とも親しい。無所属で出馬するというが背後に竜崎がいることは明白だった。鷲津は竜崎が自分を永田町から排除しようとしているのではないかと考えをめぐらせる。
公示を前に本格的な準備が始まるなかウグイス嬢が引き抜かれたり、怪文書を撒かれたりと、有馬陣営から嫌がらせともいえる仕打ちを受けることになる鷲津。さらに竜崎によって頼みの応援演説の日程も次々と変えられてしまい、鷲津陣営は苦しいスタートを切る…というのが今回のストーリー。
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選挙戦最終日、鴨居大臣が応援に来るも、鷲津の選挙カーが事故渋滞に巻き込まれる。選挙カーを降りタクシーで演説先に駆けつけた鷲津は、秘書として正しいことばかりをしてきたわけではないが、かつて息子から「かっこいい」と言われたと切り出し、「息子が目を覚ました時に堂々と報告できるように、お父さん頑張ったぞって、もう1度かっこいいじゃんって言ってもらえるように」と聴衆に向けて訴える…。
「草薙つよぽんの選挙演説のシーンで泣きそうになった」「草彅剛さんの演説シーンにドラマの王道ながらもツヨポン独特の台詞回しに思わず感情移入」「鷲津さんの演説、感動した。演技とは思えんくらいリアルで当選したとき思わず「うわあ!!」って声出た」「鷲津の想いが詰まった台本通りにいかない魂の演説、草彅くんの演技の真骨頂」など、鷲津の最後の選挙演説シーンに感動の声が殺到。
ラストでは泰生の事件の隠蔽を指示したのが鶴巻だと示唆される…しかしネットには「鶴巻幹事長は派閥を守るために捜査を打ち切らせただけで、怪しいのは派閥内の議員なのだと思う。なので、鴨井と鷹野が怪しい」「警察の偉い人?が「幹事長」と言ったのは、鷲津に鶴巻幹事長を破滅させようと総理の仕掛けた罠なんだと思う」など、真の“黒幕”の存在を感じる視聴者からの投稿が多数寄せられている。
【第6話あらすじ】
鷲津は泰生の事件の隠ぺいを指示したのが鶴巻だと知りがく然。本人から真実を聞き出したい鷲津は、鶴巻のある秘密を突き止めるため、梨恵と眞人に協力をあおぐ。実は永田町では鶴巻に関するあるうわさが、まことしやかにささやかれていた。鷲津は鶴巻の弱みを握るべく、鶴巻の行動を探るが、それとなく情報を聞き出そうとした鷹野からは「幹事長には手を出すな」と猛反対されてしまう…。
「罠の戦争」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。