小林ユミヲの人気漫画「にがくてあまい」が、実写ドラマ化決定。映像配信サービス「Lemino」にて4月14日(金)より配信がスタートする。
キャリアウーマンの江田マキは、大の野菜嫌い。ある日、男子校の美術教師でベジタリアンな片山渚と出会い、ひょんなことから同居することに。天真爛漫なマキをなぜかぞんざいに扱う渚。衝突しながらも、マキは渚に恋している自分に気づくが、渚はゲイ。それでも、渚の作るオーガニック料理に癒されていくマキ。それぞれが抱える問題を解決していくうちに、お互いが大切な存在となっていくが――。
本作は、野菜嫌いでズボラなOL・マキと、ベジタリアンでゲイの渚の同居生活を描く、“食”にスポットを当てて描いたヒューマンラブコメディ。マキを演じるのは、元「乃木坂46」生駒里奈。渚役は、大きな話題となったドラマ「silent」にも出演した井上祐貴が務める。
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生駒さんは今回の出演決定に「原作が一度映画化されている作品なので、自分なりにどういうアプローチにしたら良いのか、そして主演の経験も少ないので、気合いを入れて臨まなくては、と思いました」と心境を明かし、「1つのレシピが繋ぐ人の絆を楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメント。
井上さんは「嬉しい気持ちはもちろんですが、心や過去に大きなわだかまりを抱えている役が自分に務まるかなと、すぐ原作を手にして読んだのを覚えています」とふり返り、「登場人物それぞれの過去や今がしっかり描かれているので、見ていて感情移入しやすいと思います。そして、こだわって撮影した調理シーンにも是非注目していただきたいです」と見どころを語っている。
なお、監督・脚本は、川口春奈&林遣都共演で2016年に公開された実写映画では助監督を務め、2021年に監督デビューを果たした杉岡知哉。今回、オリジナルドラマとして作品に新たな命を吹き込む。
「にがくてあまい」は4月14日より毎週金曜日正午~Leminoにて配信開始予定、4月19日より毎週水曜日25時35分~東海テレビにて放送(全10話)。