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「I AM ルース」ケイト・ウィンスレット「助けを求めて」英国アカデミー賞で若者へメッセージ

英国アカデミー賞(BAFTA)テレビ部門で作品賞、主演女優賞受賞二冠を達成した「I AM ルース」(スターチャンネルEXで配信中)。主演のケイト・ウィンスレットは受賞スピーチで世界中の親子や若者へ、力強いメッセージを発信している。

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「I AM ルース」© Me+You Productions MMXXII. All Rights Reserved.
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英国アカデミー賞(BAFTA)テレビ部門で作品賞、主演女優賞受賞二冠を達成した「I AM ルース」(スターチャンネルEXで配信中)。主演のケイト・ウィンスレットは受賞スピーチで世界中の親子や若者へ、力強いメッセージを発信している。

現代イギリスを代表する実力派女優たちが1話ずつ主役を務め、人生の様々な苦境におかれた現代女性の心情を率直に描いた、ドミニク・サヴェージ監督によるアンソロジー・ドラマ「I AM 私の分岐点」の第3シーズン第1話に当たる本作。

セリフの書かれた台本がなく、シチュエーションや大筋だけを決め、本番はその場で役者の即興演技をもとにキャクターを表現するという全員即興演技である点も見どころである。ウィンスレットも今回その手法にチャレンジする形で、問題を抱える娘を救おうと奮闘する母親役として、圧巻の演技を披露した。

その確かな演技力で見事、BAFTA(英国アカデミー賞)主演女優賞にノミネート。ほかにも本作は単品ドラマ部門作品賞、撮影&照明賞(レイチェル・クラーク)の計3部門のノミネートを果たす。

また、主演女優自らが物語を作り上げている点も本シリーズの特徴で、今回もテーマを決める段階からウィンスレット自身が参加。10代のソーシャルメディア依存やメンタルヘルスについて真正面から描いた本作は、彼女自身が世の中に伝えたい熱い想いが詰まった作品となった。

ウィンスレットにとっては初となる英国アカデミー賞(BAFTA)テレビ部門での受賞を受け、スピーチでは世界中の親子や若者へ「ソーシャルメディアとその暗黒な一面に取りつかれてしまった若者へ、それらはあなたたちの人生には必要のないものです」と力強いメッセージを送った。

本作で初の本格共演が実現した実の娘であるミア・スレアプレトンについて「もしこのトロフィーを2つにカットできるなら、半分を私の娘ミアに渡します。私たちは一緒に成し遂げた」と賞賛の言葉を贈った。

また、「『I AM ルース』は、オンライン社会の危険に晒されていると感じる親やその子どもたち、家族、そして、ティーンの子どもと会話したいと願いながらもはやそれが出来なくなってしまった親のために作られました」と製作に込めた想いを披露。

さらに、「権力を持つ人たち、そして変化を起こせる人達へ、有害なコンテンツを犯罪として取り締まってください。有害なコンテンツを根絶してください」「不健康な世界に閉じ込められていると感じている、このスピーチを聞いているかもしれない若者たちは、助けを求めてください」と、いままさに葛藤の中にある若者たちや親たち、そして社会に向けて、熱く訴えかけた。

「I AM ルース」<字幕・吹替版>はBS10スターチャンネルで独占放送中、スターチャンネルEXにて独占配信中。


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《シネマカフェ編集部》

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