ジェラルド・ジョンストン監督の長編初監督作品『ハウス・バウンド』(原題:HOUSEBOUND)より、日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。
ATM強盗で捕まった不良娘カイリー。下った裁定は保護観察処分で母親と義父が暮らす実家で8か月間の自宅監禁。足には逃亡防止のGPS装置が付けられ、息苦しい反省生活を強いられていたが、おしゃべりな母親ミリアムがこの家には幽霊がいると言い出した。

ウザイ母親の戯言と無視していたカイリーだったが、やがてカイリー自身も不気味なささやき声や、床のきしむような音を耳にする。そしてそれは徐々にエスカレートし、GPS装置も外れてしまうほど、何かに足首を強く掴まれるまでになる。

そして装置が外れたのを察知した警官のエイモスが駆けつけて来るとカイリーは幽霊のことや装置が外れた経緯を話す。すると警官であるエイモスは個人的に調べると言い出し、自前の幽霊を観測する装置などを家に設置し始めるのだが…。
世界的大ヒットとなった『M3GAN/ミーガン』のジェラルド・ジョンストン監督が、2014年に監督した本作。本国及び海外では高い評価を得ていたが、日本では長らく上映の機会が無かった。この度の『M3GAN/ミーガン』のヒットにより再び注目が集まり、幻の傑作として日本初公開されることとなった。
解禁された日本版予告編では、カイリーらに襲いかかる謎の怪異とユーモア溢れるセリフの応酬が続き、ホラーともコメディとも言える独特の雰囲気が伝わってくる。また、ニュージーランド出身監督の大先輩ピーター・ジャクソンからの「Bloody Brilliant!(お見事!)」という絶賛のコメントはじめ、多くの批評家らも絶賛。辛口映画評価サイト:ロッテントマトでも95%フレッシュ!の高評価を獲得している。
『ハウス・バウンド』は7月14日(金)より新宿シネマカリテ“カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション(R)2023”にて公開。