4月にコーチェラ・フェスティバルにサプライズ出演し、7年ぶりの生パフォーマンスで観客から大歓声を浴びたゼンデイヤが、当時をふり返った。
「私は音楽業界でたくさんのネガティブな経験をしてきました。ステージに立つのは本当に最悪です。私にとって大きな意味を持つものですし、再びそのドアを開けるのが怖かった。とは言え、『でもずっと逃げているわけにもいかないじゃない?』という気持ちもあって」と「ELLE」誌に語ったゼンデイヤ。コーチェラでラビリンスのステージにサプライズ登場すると、自分の歌声が聞こえないほどの歓声に包まれたという。
「『ちょっと見てごらんよ。これがどんなに特別なことか。ここにいる観客みんながたくさんの愛とエナジーをくれているんだ』と思ったんです。あんな経験はなかったですね。圧倒されました」。
その結果、「うまくできなかったらどうしようだとか考えるのはやめよう。大丈夫。なんだっていい。パーフェクトじゃなくても。人生の中であんなに大勢の人の前でステージに立ったことはないじゃないか。その事実を楽しもう。恐怖は乗り越えて」とポジティブな気持ちで歌えたという。
「やりきって、観客のみんなと楽しみ、みんなは愛とエナジーをくれて、私のパフォーマンスに喜んでくれている。それで十分だ」と過去のネガティブな体験を克服し、満足したことを明かした。