来年放送予定の吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」の第7次出演者が発表された。
大河ドラマ第63作目となる今作は、「星降る夜に」「知らなくていいコト」の大石静が描く、「源氏物語」を生み出した紫式部の物語。今回新たに出演が明らかになったのは、木村達成、宮川一朗太、渡邊圭祐、浩歌(ハオゴ-)、松下洸平の5名。
木村さんが演じるのは、叔父である道長の次女・妍子を妃に迎えるが、即位したのち、道長との確執が深まる三条天皇。出演にあたって「歴史上で実在した人物はどんな人物だったのかを調べたり、台詞から想像したり、ワクワクすることだらけですが、今回の役柄は、そのようにはいかない気がします。史実を疑い、演ずる役も疑い、自分のフィルターを通した時に何が生まれてくるのか、また疑い続ける日々が始まりそうです」とコメントしている。
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「実は“初大河”なんです。ずっと出たいと思っていたので、まさに念願叶いました!」と出演を喜んだ宮川さんは、競争相手である公卿たちが早く亡くなったことで、道長の政権下においてナンバーツーの座につく藤原顕光を演じる。今回の役柄について「調べてみたところ…『無能者』『仕事のできない男』として歴史に名を残しているじゃありませんか!いやもうビックリですよ。でも、どう演じようか、逆に燃えてきましたね」と意気込んだ。
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また渡邊さんが、のちに宇治に平等院を造営する道長の嫡男・藤原頼通を演じる。「あの大河に。嬉しい限りです」と出演を喜んだ渡邊さんは、「父である道長の影響を良くも悪くも受けた頼通を、丁寧に1000年前の空気を目一杯纏いながら演じられるよう努力したいと思います」と語っている。
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宋からやってきた商人らの長、朱仁聡(ヂュレンツォン)を演じるのは、中国でも役者として活動する浩歌さん。「朱仁聡はある目的をもって、宋から若狭、そして越前に入り、岸谷さん演じる為時との交流を経て信用を得ていきます。また朱は親分肌や面倒みのある気性があり、人徳のある人物と感じております。彼の言葉の節々に見られる“信用する”“信用される”というワードは朱の人柄をも想起させ、ご覧いただく視聴者の皆様にも好感を与える人物なのではと感じております」と役柄について話している。
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そして、現在放送中のクアトロ主演ドラマ「いちばんすきな花」での好演も話題の松下さんが演じるのは、朱仁聡らとともに越前にやってきた、宋の見習い医師・周明(ヂョウミン)。まひろに宋のことばを教え、親しくなっていく。大河ドラマ初出演を「光栄に思っています」と語った松下さんは、「口数は多くないですが、使命感の強い芯のあるキャラクター」と役柄の印象を明かし、「史実にはいないオリジナルの役ということもあり、監督や共演者の皆様と、芝居を重ねながらリアリティーを追求していけたらと思っています。吉高さんとは約2年ぶりの共演になるので、またご一緒できるのが今からとても楽しみです」と再共演に期待を寄せている。
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大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)より放送(初回15分拡大)。総合/日曜20時(再放送 翌週土曜13時5分)、BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。