伊藤沙莉が主演をつとめる連続テレビ小説「虎に翼」の第12週に、尾野真千子主演の映画『茜色に焼かれる』で“新人賞3冠”に輝いた映画界の新星・和田庵が戦争孤児・道男役で出演した。
本作は、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、1人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。
第12週から登場した道男は戦争孤児のリーダー的存在で、寅子(伊藤さん)が一時的に引き取り、猪爪家に居候することになるが波乱を巻き起こしていく、とても重要な役どころ。
そんな和田さんは映画『ミックス。』で俳優デビュー。フジテレビドラマ「隣の家族は青く見える」やHBOアジア「フォーロア:TATAMI」、映画『エゴイスト』、NHKドラマ「空白を満たしなさい」などに出演し、活躍の場を広げる。13~15歳のときには語学留学と人間力を高めるためにカナダに留学した。
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2021年に公開された映画『茜色に焼かれる』(石井裕也監督)にて、「虎に翼」で語りをつとめる尾野さん演じる主人公の息子・田中純平役にオーディションで抜擢。
その演技が評価され、映画賞では「第95回キネマ旬報ベスト・テン」新人男優賞、「第76回毎日映画コンクール」スポニチグランプリ新人賞、「第35回高崎映画祭」最優秀新人俳優賞と、新人賞3冠を受賞した。
今回の「虎に翼」では朝ドラ初出演。演じる道男は、不器用ながらも根は優しい青年を演じている。主人公の寅子たちとどう絡んでいくのか…。
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SNSでは「道男くんのやさぐれ具合がとても良い」「ニューフェイスの道男に期待している」「この道男くんがキーマンになるのかな?」と早くも注目が高まっている。
※以下ネタバレを含みます。ご注意ください。
6月17日(月)OA、第12週・56話あらすじ
ついに家庭裁判所が発足され、寅子は東京家庭裁判所判事補兼・最高裁判所家庭局事務官として働くことに。戦争で親を亡くした孤児たちをどうするかが社会問題となっており、終戦から3年がたっても路上には孤児たちが溢れていた。
そんな中、寅子を含む家庭局の面々が視察のため、上野を訪れている最中に職員の1人が財布を盗られる。追いかけた先で、戦争孤児のリーダー的存在の道男(和田庵)と出会うが、道男が逃げた先はなんと轟(戸塚純貴)とよね(土屋志央梨)が居る轟法律事務所だった。
連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月~土曜日8時、NHK総合ほかにて放送中。
※土曜は1週間をふり返り