※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

鏡をモチーフに作品の二面性に着目『メイ・ディセンバー ゆれる真実』オルタナティブビジュアル

ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーア豪華共演の話題作『メイ・ディセンバー ゆれる真実』より、Q-TA氏が手掛けたオルタナティブビジュアルが解禁された。

映画 洋画ニュース
注目記事
『メイ・ディセンバー ゆれる真実』©2023. May December 2022 Investors LLC, ALL Rights Reserved.
『メイ・ディセンバー ゆれる真実』©2023. May December 2022 Investors LLC, ALL Rights Reserved. 全 6 枚
拡大写真

ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーア豪華共演の話題作『メイ・ディセンバー ゆれる真実』より、Q-TA氏が手掛けたオルタナティブビジュアルが解禁された。

本作は、全米にかつてない程の衝撃を与えた、90年代に実際に起きた13歳少年と36歳女性のスキャンダル(“メイ・ディセンバー事件”)の真相を、様々な角度から見つめる心理ドラマ。

この度、本作をオルタナティブビジュアルとして表現したのは、広告、CM、アパレルブランドとのビジュアルコラボレーション等、幅広い分野でデザインを手掛け、国内外で注目されているコラージュアーティストのQ-TA氏。シュールな中に美しさやポップさを共存させた数々の作品は、観る者を惹き付ける。

Q-TA氏は、本作の“美しいのに恐ろしい”という二面性に着目。劇中で重要なモチーフとなっている鏡を中心に全体を形どるのは、互いに向き合い、心を覗き合う女たち。“隠された目”や“フェンス”は、相手を見つめているつもりでも、全てを覗き見ることはできないことを暗示している。

手を添えて外向きに差し出される<作られた花>と、人物の心に根をはり、下へと伸びていく<枯れてゆく花>の対比は、一見美しく見えているものも、実はどこか腐っていたり傷を負っていたりする…という人の心のメタファーとして捉えることもできる。

よく観察してみると、オオカバマダラ(蝶)の幼虫も描かれていることも、本作を鑑賞するうえで重要な役割を持っている。

Q-TA氏は「観る確度によって想像が膨らむように描いた。劇中で、真実が常に揺れ続けるように、このオルタナティブビジュアルの解釈も、観る人によってそれぞれの解釈が出来得るし、“近づくほどに、真実は見えなくなる”のかもしれない」と語る。

なおビジュアルは、劇場パンフレットの表紙にもなっている。公開日からは、ポスターをプレゼントする感想投稿キャンペーンも開始される。

『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。



映画とポスターのお話 (MOE BOOKS)
¥3,740
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]