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詐欺師集団たちの手に汗握る駆け引き「地面師たち」本予告&キーアート解禁

綾野剛と豊川悦司がW主演を務めるNetflixシリーズ「地面師たち」より本予告とキーアートが解禁された。

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Netflixシリーズ「地面師たち」©新庄耕/集英社
Netflixシリーズ「地面師たち」©新庄耕/集英社 全 2 枚
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綾野剛と豊川悦司がW主演を務めるNetflixシリーズ「地面師たち」より本予告とキーアートが解禁された。

大根仁監督が実在の地面師事件に着想を得た新庄耕の小説「地面師たち」を映像化した本作。W主演として、綾野剛が地面師詐欺の道に踏み込む男・辻本拓海を、巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中を豊川悦司が演じる。

この度解禁となった予告映像では、ハリソン山中を筆頭に、一筋縄ではいかない曲者たち<地面師>グループと、そんな彼らに「騙される者」、そして、<地面師>を追う刑事たちという“三つ巴”の欲望が容赦なく絡み合う様が描かれる。

交渉役として優しい顔でターゲットに忍び寄る辻本(綾野剛)、不気味な空気を纏ったグループのリーダー、ハリソン(豊川悦司)、土地の情報を収集する竹下(北村一輝)、法律屋の後藤(ピエール瀧)、「なりすまし犯」を用意する手配師・麗子(小池栄子)といった強烈な面々が、巨額の不動産詐欺に向け、困難なゲームに挑むかのような雰囲気で着々と準備を進める様子が映し出される。

一方で、そんな彼らを長年追い続ける刑事の辰(リリー・フランキー)が鋭い眼差しで静かに睨みを効かせ、ターゲットとして狙われる大手デベロッパー「石洋ハウス」の部長を務める青柳(山本耕史)も、腹にイチモツを抱えるクセ者であることが伺える。

前代未聞の100億円を巡る不動産詐欺を中心に、騙し・騙され・奪い合う、手に汗握るスリリングな展開がスピーディーに繰り広げられ、作品の世界に入り込み、深くのめり込んでしまう予告映像となっている。

劇伴音楽を担当したのは、「電気グルーヴ」の石野卓球。大根監督のラブコールで実現した今回のコラボレーションは、石野さんにとって初めての挑戦。初の劇伴制作に挑むにあたって石野さんは、大根監督との最初の打ち合わせで具体的なイメージを掴んだそう。

「最初の打ち合わせの時、大根監督から僕が昔出したアルバム『LUNATIQUE』のイメージでまずはメインテーマを作って欲しいです、というお話がありました。あとは全体的に『不穏な感じで』と。具体的なイメージを言ってもらえたので、話は早かったです」と当時をふり返る。

石野卓球

さらに大根監督からのリクエストで、ギターの音を入れてほしいという要望に対し、台本を読み最初に10曲ほどデモを作成し、映像がある程度上がった時点でそこからさらにイメージを膨らませて調整していったという。その上で、最終的に制作した楽曲の数はなんと40曲近くにも達したそう。

「最初から40曲作れって言われていたら、多分心が折れていたと思うんですけど(笑)。気がついたらそれぐらいになっていたというか、とにかく数が多かったのでそこはやっぱり大変でしたね」と明かす。もともと親交があり互いに信頼し合っている2人だからこそ生まれたこの楽曲たちが、より「地面師たち」の世界に一層の深みを加えている。

併せて解禁となったキーアートでは、巨額の札束を前に不敵な表情を浮かべて並び立つ<地面師>グループの面々が。実在の地面師事件に着想を得た小説を原作にした本作には、未だかつて見たことがない100億円を賭けた地面師詐欺の裏側と「地面師」という裏社会に生きる彼らの本物のスリルが、極上のエンターテインメントとして描き出されている。

その仕上がりは、原作者である新庄氏も映像化に関してとても満足する仕上がりだったようで、「朝から夕方まで、でたらめに乱れる心臓の音を聞きながら、最後は時間も忘れて食い入るようにスクリーンを見つめていた。とにかく、もう一度観たい」と太鼓判を押すほど。ますます、本作の配信開始に期待が高まる。

Netflixシリーズ「地面師たち」は7月25日(木)一挙配信(全7話)。


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《シネマカフェ編集部》

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