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ジェームズ・キャメロン、広島・長崎で“二重被爆”の山口彊氏を描く映画を監督へ

ジェームズ・キャメロン監督が、チャールズ・ペレグリーノ著の「Ghosts of Hiroshima(原題)」の映画化権を獲得したことが分かった。

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ジェームズ・キャメロン Photo by Gareth Cattermole/Getty Images for Disney
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ジェームズ・キャメロン監督が、チャールズ・ペレグリーノ著の「Ghosts of Hiroshima(原題)」の映画化権を獲得したことが分かった。同作は原爆投下から80年となる2025年8月に出版予定のノンフィクション作品。2015年に出版された同著の「To Hell and Back: The Last Train from Hiroshima(原題)」と併せ、『Last Train from Hiroshima(原題)』として映画化する。1945年8月6日に広島、8月9日に長崎で二度にわたって被爆し、「二重被爆者」となった山口彊(つとむ)氏を題材とした内容だという。

ジェームズ・キャメロン監督が長編映画のメガホンを取るのは、『アバター』シリーズ以外では1997年の『タイタニック』以来。『アバター』続編の製作スケジュールの都合がつき次第、本作に取り掛かるとのこと。

山口さんは2010年に亡くなったが、ジェームズ・キャメロン監督はその数日前に日本で山口さんと対面していた。「彼は入院していました。自分の個人的なストーリーのバトンを私たちに渡してくれた。だから(映画化を)やらなくてはならないのです。目を背けてはならない」と「Deadline」に語っている。

作家かつ科学者のチャールズ・ペレグリーノは海洋学者の顔も持ち、タイタニック号の探査に参加。ドキュメンタリー映画『ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密』にも出演していた。


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《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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