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【インタビュー】思うように進めないときでも、あなたの選ぶ道が正解だから――ソニンが実践するポジティブなマインド

『モアナと伝説の海2』が公開中。敵なのか・味方なのか、妖艶ないでたちでモアナを翻弄するマタンギの日本語吹き替え版を担当したソニンに話を聞いた。

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ソニン/photo:Jumpei Yamada
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「何度でも通いたい」ミュージカル映画


――歌唱では非常に艶っぽさもありましたが、そのあたりも意識されたところですか?

はい。私は普段ミュージカルでパワフルに歌う役が多いんですけど、そっちに行きすぎないように意識しました。声は妖艶にしつつ、「ちょっとつかみどころなくて謎だよね」という雰囲気を残すように、といいますか。パワーだけで行き過ぎず、妖艶さもあるという歌唱方法も、すべてオリジナルの楽曲を忠実にやった感じです。

――ご自身の声も入った日本語版の本作を、ソニンさんはどんな風に楽しみましたか?

私が声を吹き込んでいたときは、ずっと洞窟というか貝の中の世界だったので、そこだけしか映像を確認していなかったんです。全編を観て「ええっ、こんなに壮大な映画なんだ!」と感動しました。海もすごく綺麗で…。私は1000年も貝の中にいるので、「みんな気持ちよさそう!」みたいな(笑)。

癒されましたし、海外に行った気分になりましたね。映画館でこんなにヒーリング効果を得られるのなら、何度でも通いたいと思うぐらいです。すごくスケールの大きい、ディズニーならではのミュージカル映画だと思いました。

何より、日本版声優を担当された皆さんの声が本当に素晴らしかったです。それぞれ役のイメージにぴったりすぎて、オリジナルの方を意識したのか、どこまで盛り込んだのか、すごく気になりました。皆さん、一人で収録したそうなんですが、「みんな一緒に録ったんじゃないの!?」と疑いたくなるくらい(笑)。すごく息の合った掛け合いで、吹替版も絶対に楽しんでいただけると思います!

――本作ではモアナのよき相棒として、マウイ、ブタのプア、ニワトリのヘイヘイなども活躍します。ソニンさんにとって、そんな相棒的存在はいますか?

相棒かあ…難しいですね! もう天国に行ってしまった私のワンちゃんにプアちゃんの柄がそっくりで、鼻もピンク色なので同じなんですよ! だから観ているときも、プアが映るたびに癒されて。相棒と言うと、いつもそのワンちゃんを思い出します。本当にプアが可愛くて可愛くて、プアだけはマタンギのそばにいてほしいから、貝の中に閉じ込めておきたいくらいですね(笑)。


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《text:赤山恭子/photo:Jumpei Yamada》

映画/エンタメライター 赤山恭子

兵庫県出身。日本大学芸術学部放送学科卒業後、出版社でエンタメ週刊誌、月刊誌の編集者に。その後、映画会社に入社しディストリビューター(権利販売)/映画サイトの編集者を経て独立。現在は映画、ドラマ、舞台などに出演する俳優、監督にインタビューや現場取材、レビューなどを執筆。得意ジャンルはお酒とノワール。

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