ニコール・キッドマンが第81回ヴェネチア国際映画祭最優秀女優賞を獲得したA24映画『ベイビーガール』が、3月28日(金)に全国公開。2025年は本作をはじめ、自分自身を愛し、幸せを自らつかみ取ろうとする女性たちの映画が続々公開される。
●『ANORA アノーラ』カンヌ映画祭で最高賞パルムドール
カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞、アカデミー賞では6部門ノミネートとなった『ANORA アノーラ』は、ショーン・ベイカー監督が手掛けた人間賛歌。
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ニューヨークを舞台に、若きストリップダンサーのアノーラが、自らの幸せを勝ち取ろうと全力で奮闘する等身大の生きざまを描いている。シンデレラストーリーのその先に、注目だ。
●『エミリア・ペレス』カンヌで2冠、アカデミー賞最多ノミネート
現地時間1月23日に発表された、第97回米国アカデミー賞にて最多12部門13ノミネートで話題となったのは『エミリア・ペレス』。第77回カンヌ国際映画祭で審査員賞とカーラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメス、ゾーイ・サルダナ、アドリアナ・ラパスが揃って女優賞を受賞した。
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麻薬カルテルのボスが過去を捨て、性別適合手術を受けて女性として新たな人生を歩みはじめたことから起こる出来事を、ミュージカル、クライム、コメディなど様々なジャンルを交えて描く。
●『ベイビーガール』ヴェネチア映画祭にて女優賞
そんな話題の2作品と共に、昨年末の北米公開から話題沸騰中なのが、A24製作×ニコール・キッドマン主演の『ベイビーガール』だ。
ニコール・キッドマン演じるロミーが、N.Y.でCEOとして大成功を収め、舞台演出家の優しい夫ジェイコブ(アントニオ・バンデラス)と子どもたちと、誰もが憧れる暮らしを送る中で、秘めた欲望をインターンのサミュエル(ハリス・ディキンソン)に暴かれ、自らを解放していく様をスリリングに描く。
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ハリナ・ライン監督は「自分のあらゆる部分をどう愛するか」という疑問から本作の製作が始まったと明かし、本作を通して「私たちの様々な部分が共存し、恥ずかしがることなく自分自身を完全に愛することは可能なのか?というようなことを問いかけている」と語っている。
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『ベイビーガール』は3月28日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。
『エミリア・ペレス』© 2024 PAGE 114 ー WHY NOT PRODUCTIONS ー PATHÉ FILMS - FRANCE 2 CINÉMA