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アカデミー賞3部門ノミネート『アイム・スティル・ヒア』8月公開

第97回アカデミー賞でブラジル映画として初の作品賞にノミネートされた『アイム・スティル・ヒア』が8月より公開されることが決定した。

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『アイム・スティル・ヒア』©2024 VideoFilmes/RT Features/Globoplay/Conspiração/MACT Productions/ARTE France Cinéma
『アイム・スティル・ヒア』©2024 VideoFilmes/RT Features/Globoplay/Conspiração/MACT Productions/ARTE France Cinéma 全 2 枚
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第97回アカデミー賞でブラジル映画として初の作品賞にノミネートされた『アイム・スティル・ヒア』が8月より公開されることが決定した。

『セントラルステーション』『モーターサイクル・ダイアリーズ』ウォルター・サレス監督が手掛けた本作は、第97回アカデミー賞で作品賞、主演女優賞、国際長編映画賞の3部門にノミネートされている注目作。

1970年代、軍事政権下のブラジル。元国会議員のルーベンス・パイヴァとその妻エウニセは、5人の子どもたちと共にリオデジャネイロで穏やかな日々を過ごしていた。だが、スイス大使誘拐事件を契機に、国の空気は一変する。

抑圧の波が広がる中、ある日、ルーベンスは軍に逮捕され、そのまま連行された。愛する夫を突然奪われたエウニセは、必死にその行方を追う。しかし、その過程で彼女自身もまた軍に拘束され、数日間にわたる過酷な尋問を受けることとなる。極限の状況の中でなお、彼女は沈黙を貫き、夫の行方を捜し続ける…。

元国会議員であったルーベンス・パイヴァが軍事政権によって誘拐されるという、実際に起こった事件を基にした本作。原作となったのはルーベンス・パイヴァの実の息子であり作家マルセロ・ルーベンス・パイヴァによる書籍「Ainda Estou Aqui」(日本未発売)。

幼い頃、パイヴァ家と親交を持っていたウォルター・サレス監督にとっては、自らが見聞きし、体験してきた歴史と向き合う重要な作品でもあり、この物語は単なる歴史の再現ではなく、個人的な記憶と深く結びついた16年ぶりのブラジル作品となった。

エウニセを演じるのは、ウォルター・サレス監督作品の常連でもあるフェルナンダ・トーレス。また、フェルナンダ・トーレスの実母であり、サレス作品『セントラル・ステーション』に出演したフェルナンダ・モンテネグロがエウニセの老年期を演じる。

『アイム・スティル・ヒア』は8月より公開。


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《シネマカフェ編集部》

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