阿部寛主演、錦戸亮を犯人役に迎え、韓国で大ヒットを記録したソリッドスリラー『テロ, ライブ』をリメイクした『ショウタイムセブン』から、初共演の阿部と錦戸が撮影裏を語り尽くす対談インタビュー映像が解禁となった。
夜7時、爆破犯からの1本の電話で始まる犯人との独占緊急生中継。ラスト6分に驚愕する、前代未聞の「命懸けの<生放送(ショウタイム)>」をリアルタイム進行で描く、サスペンス・エンターテインメント。
阿部が40年のキャリアの中で初のキャスター役に挑み、錦戸演じる爆破犯との命懸けの生放送をリアルタイム進行で緊迫感と臨場感をそのままスクリーンに焼き付けた今作に、「阿部寛と錦戸亮の対峙シーンすごい」「阿部寛VSテロ犯、ラストが衝撃すぎる。」と映画を観た観客から多くの声が寄せられている。
これを記念して、今作で初共演を果たした阿部と錦戸が公開後にしか明かせない撮影裏話をたっぷりと話す対談映像が解禁された。
お互いの印象について、阿部は「すごくミステリアスで、普通の方がしないような芝居をされるし、たくさんの可能性をお芝居の面でも持ってらっしゃる方だなと思っていました。新鮮で初めての経験だったので嬉しかったです」と錦戸を手放しで称賛。
錦戸は「全方位に考えながら(芝居を)やっているというのは凄いなと思いました」と現場での阿部の立ち振る舞いに驚いたそうで、「僕は現場に行ってセリフを言ったら帰るだけなので(笑)」と微笑んだ。
本作で初共演を果たしたことについては、阿部は「(物語の後半から姿を見せるため)これほど自分の出番がないのに、1か月間セリフのお付き合いだけで(現場に)来てくださって。監督から聞いたら錦戸さんの撮影は2日間だけだったそうです。他のキャストさん以上にずっと僕に付き合ってくださったので、本当に感動しました」とスクリーンには映らない撮影現場での錦戸の労を惜しまない貢献に大きな感謝を伝えた。
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通常、声だけの演技は事前に録音した音声で行うことも多いが、本作では撮影現場内のブースに錦戸が入り、リアルタイムの生声で丁々発止の演技合戦を阿部と繰り広げた。この異例の撮影方法はなんと錦戸本人の提案だったことが明かされ、阿部は感謝とともに驚愕。
「僕はそんなに忙しくないですから(笑)」とユーモアを交えながら答える錦戸は、阿部との現場について「貴重な機会ですし、携わるなら、しっかり携わりたいと思いました」とはにかむ。阿部も「本当にありがたかったです」と改めて錦戸の真摯な姿勢を称えた。
その犯人役の解禁について、公開日の夜までずっと犯人役を明かさなかった本作。SNSでは様々な憶測や予想合戦が繰り広げられていたが、錦戸は「僕も出ているのになって。(言えない)寂しさですよね」と笑い、阿部も「ごまかすのは大変でしたよ」と続けるひと幕も。
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印象に残っているシーンに関して、阿部は「錦戸さんが登場してきた時ですね、いよいよ出てきたかと。そこで発する声というのは今まで散々聞いてたけど、生の声を聞くわけだから、それまでの錦戸さんとは違う声に聞こえた」と、折本と爆破テロ犯が初めて顔を合わせる本作でも屈指の緊迫シーンを挙げ、錦戸もそのシーンについて言及。「散々見てきた阿部寛さんが目の前で僕に向かってセリフを言ってる!」とカットがかかったあと、ふと冷静になると感じたと明かした。
さらに、「阿部寛、錦戸亮 二人の本性を暴け!タレコミ対決」と銘打った○×ゲームにも注目。
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最後はこれから映画を観る観客へ向けて、阿部は「画面の中と観に行ったお客さんが同じような時間を楽しめるという臨場感をたっぷりの体感型の映画だと思うので、ぜひ劇場に来てこの緊張感を味わっていただきたいと思います」と、大きなスクリーンこそ感じ得る本作の魅力をアピール。
錦戸は「映画館に行って緊迫感とスピード感に翻弄されにいく。素敵な時間になると思いますので、ぜひ劇場でご覧ください」とそれぞれ呼びかけた。
劇中の鬼気迫る攻防とは真逆の終始笑顔が絶えない阿部と錦戸の対談インタビュー映像となっている。
『ショウタイムセブン』は全国にて公開中。