ディズニープラスの大ヒット韓ドラ「ムービング」独占TV初放送　吹替キャストのコメント到着

ディズニープラスオリジナルの超大作韓国ドラマ「ムービング」が、全国のケーブルテレビおよび衛星放送（BS/CS）で放送中の「Dlife」（ディーライフ）にて独占・TV初放送されることになった。

韓国の有名作家であるカンフルの人気ウェブトゥーン漫画を実写化したドラマ「ムービング」は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+（ディズニープラス）」のみで配信されているオリジナル作品。

韓国ドラマ初の試みである“特殊能力を題材としたサスペンス・アクション”として、韓国ドラマ史上最大規模のスケールで製作された。ディズニープラスで配信開始されるや世界中で絶大な人気を博し、“2023年最高の韓国ドラマ”と絶賛された話題作が字幕版をTV初放送、二カ国語版を日本初放送する。

本作は、特殊能力を隠したまま現代を生きていく子どもちと、過去の秘密を隠したまま生きてきた親たちが、時代や世代を越えて迫りくる悪と危険に立ち向かう特殊能力サスペンス・アクション。

1990年代、韓国の国家安全企画部は、能力者たちによるブラック・オプスチームを設立。極秘任務の遂行を命じられたエリート部隊のメンバーは、特殊能力を使って国を守り、不可能なことも可能にする日々を過ごしていた。しかしある日突然、部隊は姿を消し、国中に散り散りになってしまう。

時が過ぎ、数十年後。空飛ぶ力を持つ高校生キム・ボンソクは、自分の能力を隠しながら平凡な学校生活を送っていた。そこに、治癒能力を持つ女子高生チャン・ヒスが転校生として現れ、お互いの秘密を知り親しくなる。ところが、そんな彼らの日常をよそに、フランクという謎の男が能力者たちを狙った連続殺人を引き起こす。子どもたちが能力者と暴かれる前に、フランクを止めることはできるのか…。

■見ごたえ抜群の超人的アクションと2世代に渡る愛と絆

韓国ドラマ史上最大規模のスケールで製作された本作は、能力者たちが繰り広げるダイナミックなアクションシーンが最大の見どころ。と同時に、登場人物たちの背景が深く掘り下げられたストーリー展開も魅力のひとつ。ひとりひとりのキャラクターが丁寧に描き出されている。

一見、学園ドラマのように見える物語が、次第に国家の陰謀へと展開。実際の韓国の歴史を巧妙に絡めながら、物語は壮絶な最終対決に向かって突き進む。青春ドラマ、ロマンス、サスペンス、SFアクション、ヒューマン要素が絶妙に融合した、異色のミックスジャンルが魅力的な作品で、監督のパク・インジェも「ギフトセットのようなドラマ」と本作の魅力を語っている。

その物語の根底にあるのは愛と絆。ダイナミックな戦いの背後には、子どもを守る親の愛、そして苦悩を抱えた者同志の友情がある。家族や友情、愛や正義といった普遍的なテーマだからこそ共感しやすく、これまでにない没入感をもたらす。

■豪華俳優たちが大集結！原作に忠実なキャスティングで魅せる

空中に浮く能力を持つ主人公ボンソク役を「わかっていても」のイ・ジョンハが好演。本作のために30キロも増量し、ワイヤーアクションにも初挑戦。ボンソクの母親で超人的な五感を持つイ・ミヒョン役をハン・ヒョジュ（「トンイ」「W-君と僕の世界-」）、父親キム・ドゥシク役をチョ・インソン（「その冬、風が吹く」）。

ボンソクの学校に転校してきた女子高生チャン・ヒス役を「還魂」パート2で脚光を浴びたコ・ユンジョン、その父親で、苦痛を感じず回復できる再生能力を持つチャン・ジュウォン役をリュ・スンリョン（『エクストリーム・ジョブ』)、ヒスとボンソクのクラスメイトで、能力を隠して生きる学級委員長イ・ガンフン役をキム・ドフン（「今日のウェブトゥーン」）が演じている。

製作は、ディズニープラスオリジナル韓国ドラマ「キミと僕の警察学校」などを手掛けたSTUDIO&NEW。脚本は、原作漫画の作者・カンフルが担当し、「キングダム」シーズン2をはじめとした超大作を手掛けるパク・インジェが監督を務めている。

■“最も視聴されたシリーズ最終回”を記録！数々の賞レースを賑わせた話題作

数々の偉業を成し遂げた本作。配信開始から7日間（視聴時間ベース）で、世界ではディズニープラス、アメリカではHuluで“最も視聴されたディズニープラスの韓国オリジナル作品”となった。韓国、フィリピン、台湾を含む APAC（アジア太平洋）全域では、“最も視聴されたシリーズ最終回”を記録する快挙を達成。

その後も数々の賞レースを席巻し、「第5回アジアコンテンツ&グローバルOTT アワード」では、最も功績を残したコンテンツに贈られる栄誉ある最優秀クリエイティブ賞をはじめとする最多6部門を受賞したほか、「第29回クリティクス・チョイス・アワード」では最優秀外国語シリーズにノミネート。

さらに、韓国の「ゴールデングローブ賞」と呼ばれる「百想芸術大賞」ではTV部門で最も優れたコンテンツとして栄えある大賞に輝き、脚本家のカンフルは脚本賞、ボンソク役のイ・ジョンハは新人演技賞（男性）を受賞、最多3部門を受賞を獲得した。

■日本初放送、吹替キャストの方々からもコメント到着

バトリ勝悟

ボンソクを担当させていただきましたバトリ勝悟です。
空を飛べるという夢の能力かと思いきや、コントロールが上手くいかず、ふとした感情の変化で浮いてしまい、一喜一憂すらもままならない日常の中でも、恋をしてしまう食いしん坊の可愛くてしょうがない彼には、演じてる最中に癒されていました。
そんな彼等の学園生活にも大人の暗い影がかかってこようという時に、親達が立ち上がってカッコいいアクションを繰り広げたりと、ヒューマンドラマとアクションを一つの作品の中で色濃く両立させた作品になっていると感じました。
是非ご覧になって頂きたいです！

白石涼子