※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

『ケナは韓国が嫌いで』韓国脱出を決めた決定的瞬間…2つのシーン映像を入手

全てを手放し、幸せを求めてニュージーランドに移住する20代後半の女性の物語『ケナは韓国が嫌いで』から、ケナが長年の恋人と喧嘩して本音をぶちまけるシーン、裕福な恋人との結婚を望む母親とすれ違うシーンの2つの本編映像が到着。

韓流・華流 スクープ
注目記事
『ケナは韓国が嫌いで』© 2024 NK CONTENTS AND MOCUSHURA INC. ALL RIGHTS RESERVED.
『ケナは韓国が嫌いで』© 2024 NK CONTENTS AND MOCUSHURA INC. ALL RIGHTS RESERVED. 全 8 枚
拡大写真

仕事や家族、恋人を手放し、幸せを求めてニュージーランドに移住する20代後半の女性の物語『ケナは韓国が嫌いで』から、ケナが長年の恋人と喧嘩して本音をぶちまけるシーン、そして裕福な恋人との結婚を望む母親とすれ違うシーンの2つの本編映像が到着した。

小説「82年生まれ、キム・ジヨン」と同じ出版社から2015年に刊行され、ベストセラーとなった小説「韓国が嫌いで」を原作に、韓国の若者が直面する現実を映し出す本作。

原作者は、元新聞記者で、国家情報院の世論操作事件を題材にした「コメント部隊」が映画化され日本でも公開中のチャン・ガンミョン。今後も著書の映画化が決まっており、文学界、映画界から注目されている。

この度解禁された「私を惨めにさせないで!編」では、両親に逆らえない恋人ジミョンの、いい人だけど根本的な部分で自分のことを理解してくれない感、「私を売り飛ばすの?!編」では、娘の生き方以前に「家族全員とにかく生きていかなくてはならない」母親との分かり合えなさ感があり、ジェンダーや、世代の差といった理屈では乗り越えられない溝を思い知らされる、切なく重要なシーンだ。

チャン・ゴンジェ監督は「韓国では努力すれば見返りが得られると言われますが、それはいつまでも競争しなくてはならないことを意味しています。また何事もスピード感があるのは強みでもありますが、その流れに乗らなければなりません。とても疲れて自分の頭で考えられなくなる社会です」と語っている。

ケナを演じたコ・アソンも「この役を逃したら後悔すると思いました。20代後半で、社会に適応するために情熱を失い、現実に疲弊した姿を演じることに意味があると感じたからです」と同世代としての想いを吐露した。

熾烈な競争社会。自分ではどうにもならない格差。“ここでは幸せになれない”と感じた主人公ケナは新しい人生を始めるため、仕事、恋人、家族、故郷全てを手放し、ニュージーランドへ旅立つ。

かけがえのない友人と出会い、新しい生活を手にしたケナは、厳しい現実にぶつかりながらも次第に自分の居場所を見つけていく。自分が本当に願う幸せはどこにあるのか。ケナの決断に注目だ。

『ケナは韓国が嫌いで』は3月7日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。



韓国が嫌いで
¥1,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]