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名門に生まれて「現代の両班」と称される御曹司俳優は誰と誰なのか

ドラマを見ていると、両班(ヤンバン)という言葉が本当によく出てくる。それは時代劇でも現代劇でも同じだ。韓国の人にとって、とても重要な存在が両班なのである。

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ドラマを見ていると、両班(ヤンバン)という言葉が本当によく出てくる。それは時代劇でも現代劇でも同じだ。韓国の人にとって、とても重要な存在が両班なのである。

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この両班は歴史的に解説すると、朝鮮王朝時代に民衆を統率した支配階級だ。もともとは、文班(行政官吏)と武班(軍事官吏)という2つの官職を総称する言葉だったが、時の流れとともに、支配階級全体を指すものへと変化していった。

その権力の背後には、厳しい試練が待ち受けていた。両班が高級官吏となるには、難関の科挙に合格することが不可欠だった。そのため、彼らの子弟たちは知識を蓄えることに全霊を注いだ。

時には、庭先の松の影を時計代わりにし、あるいは川面に映る月の光を頼りに筆を執ったという。それでも合格できる者はごく一握りであり、科挙の難易度の高さを物語っている。

それゆえ、もし科挙に合格すれば、彼らの運命は劇的に変わる。国王のもとで高級官僚として出世街道を歩み、国政の中枢を担う存在となった。まさに、朝鮮王朝の支配は、両班の知と力によって支えられていたのである。その姿は韓国時代劇にも頻繁に描かれていた。

チョン・ヘイン
チョン・ヘインは知性を感じさせる俳優だ(写真提供=OSEN)

思想・実学で活躍した知の巨人

こうして、両班は権力と知識の象徴として、朝鮮半島の歴史を鮮やかに彩った。彼らの栄光と苦悩の物語は遠い過去のものではなく、今もなお人々の記憶の中に息づいている。

そして、韓国芸能界で両班の家系といえば、リュ・シウォンが有名だ。彼は、16世紀後半の名宰相と呼ばれた柳成龍(リュ・ソンヨン)の直系の子孫である。そのことは韓国でとても有名だ。

最近では、チョン・ヘインが「現代の両班」として知られるようになった。彼の6代上の先祖が、韓国の教科書に載っている偉人の丁若鏞(チョン・ヤギョン)である。この丁若鏞は、『牧民心書』などの不朽の名著を世に残した。また、思想・実学の両方ですばらしい活躍をした「知の巨人」だ。

以上のように、韓国芸能界では、リュ・シウォンとチョン・ヘインが「正真正銘の両班の双璧」と言うことができる。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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