故キム・セロンさんが生前に結婚および妊娠中絶をしていたという主張が浮上したなか、遺族がこれに対してどのような立場を示すか注目されている。
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キム・セロンさんへの名誉毀損疑惑で訴えられたYouTuberのA氏は、3月19日に自身のチャンネルを通じて、キム・セロンさんが生前に米国で結婚し、流産を経験したと主張した。
A氏は、今年1月にキム・セロンさんがインスタグラムにウェディングフォト風の写真を投稿したことを挙げ、「事実確認の結果、実際に結婚していた。不本意ながら故人の音声録音を公開する」として録音データを公開した。
録音には、所属事務所(新しい所属先)のマネージャーと思われる人物と、キム・セロンさんと推定される女性の声が収められている。

録音によると、女性は「結婚写真は彼氏が投稿した。海外で結婚したのは事実。本来は円満に別れるつもりだったが、子どもができてしまった。今は子供を下ろした。子どもを理由に半ば脅される形で結婚した。彼氏はニューヨークで大手企業に勤める一般人」と明かし、「彼氏が私のSNSアカウントをすべて持っている。私たちの結婚をなぜ公表しないのかと言ってきた。投稿した写真は削除しろと言って消してもらったが、結婚はなかったことにできない。まさかこんな人と結婚するとは思わなかった」とも述べている。
A氏は「録音の中で故キム・セロンさんは、写真は彼氏が投稿したものであり、結婚は事実だと認めている。私のチャンネルの映像を見て極端な選択をしたと主張しているが、故人は当時、夫と共に米国にいた」と主張した。
これに対し、ネット上では「もし事実であれば気の毒すぎる」といった同情的な声が大勢を占める一方、「論点がずれている」「キム・スヒョンの未成年交際疑惑とは別問題だ」として、いわゆるキム・スヒョンからの“グルーミング疑惑”とは無関係だとする意見も出ている。
さらにA氏は、「私が持っている証拠と資料を通じて、自らの無実を証明したい。キム・セロンさんの件において私に責任があるなら、いかなる責任からも逃れるつもりはない。ただ、私にも公開できない証拠がある。これらを捜査機関に提出し、事実関係を正したい。事実でない部分について、無分別に「ガロセロ研究所」の一方的な主張のみを報道しないよう切にお願いする」と訴えた。
一方、遺族はキム・スヒョンの未成年交際、いわゆるグルーミング疑惑を立証するため、故人の携帯電話に対するデジタル・フォレンジック調査を決定した。今回のA氏による新たな主張に対し、遺族がどのような反応を示すかが注目される。
キム・セロンさんが今月16日に亡くなった以降、遺族はYouTubeチャンネル「ガロセロ研究所」を通じて、「キム・スヒョンはキム・セロンが未成年だった2015年から2021年までの6年間交際し、2022年に故人が飲酒運転事故を起こして活動を中断し生活苦に陥っていたにもかかわらず、事故処理のために借りた7億ウォンの返済を迫った」と主張している。
これに対しキム・スヒョン側は、「未成年だったキム・セロンさんと交際していたというのは事実無根であり、故人に対する債権はすでに全額貸倒金として処理しており、以降一度も返済を求めたことはない」と反論した。ガロセロ研究所によってプライベート写真の公開が相次ぐと、反論し続けている。
(記事提供=OSEN)
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