先日、現在放送中の「相続探偵」の全ての撮影が終了し、クランクアップを迎えた。
主演の赤楚衛二をはじめ、桜田ひより、矢本悠馬ら全員が揃うシーンで最後の撮影が終わると、スタッフからクランクアップの声が。
撮影開始から約5か月。赤楚は「今振り返ると、最初の本読みがとても懐かしく感じますね。あの頃の自分は、まだ灰江七生というキャラクターを掴みきれていなくて、正直、不安も大きかったですし、皆さんにもご心配をおかけしていたと思います。でも、いざ現場に入ってみると、スタッフの皆さんが本当に温かく迎えてくださって、なんとか乗り越えることができました」と撮影当初をふり返る。

また「何より、僕たち3人のチームが最高でした。現場でのやりとりも芝居も本当に楽しくて、3人でのシーンは演じていて一番楽しかったです。回を重ねるごとにキャラクターが深まっていき、遊びの幅も広がっていくのを感じながら、阿吽の呼吸で芝居ができるようになっていく感覚が、とても嬉しかったです」「この現場で改めて『ものづくりって、本当に面白いな』と感じましたし、『この仕事をこれからもずっと続けていきたい』と強く思わせてくれた、大事な作品になりました」と熱い思いを述べる。

桜田は「皆さんと一緒にイチから素晴らしい作品を作り上げることができて、本当に楽しかったです。また皆さんとご一緒できるように、これからも頑張ります。本当にありがとうございました!」と挨拶。
矢本は「何より、桜田さんが僕らをしっかり引っ張ってくださって本当に助けられましたし、赤楚くんも、初日から今日まで膨大なセリフ量と難しい言葉を本当にしっかりと演じていて…改めて、本当にすごいなと感じました。本当にありがとうございました!」と感謝を語った。

本作は、クセ強だけど頭の切れる相続探偵・灰江七生(赤楚衛二)が、個性豊かな仲間と共に相続にまつわる事件をコミカルに、痛快に、時に大真面目に解き明かすミステリードラマ。
いよいよ迎える最終回。鍵を握るのは、3つの遺言書。3月29日(土)、全ての謎が明かされる。
最終回あらすじ
相続探偵・灰江七生(赤楚衛二)のもとに、ハゲタカこと羽毛田香(三浦貴大)から遺言書が届いた。18年前のバス事故で“居眠り運転”の汚名を着せられた父・和宏(鈴木浩介)の無念を晴らすため、実の父親で法曹界の重鎮・地鶏健吾(加藤雅也)の悪事を暴こうとする灰江。しかし、共に闘ってきた羽毛田が何者かの襲撃に遭い、消息不明に。羽毛田の行方を捜す灰江のもとに、羽毛田の遺言書が届き…。
一方、灰江の力になろうとする令子(桜田ひより)は、バス事故の裁判を担当した元裁判官・煤田公明(水橋研二)を命懸けで説得し、真実を証言することを約束させる。地鶏の圧力によって誤った判決を出した煤田の証言があれば、国家賠償請求で闘える――。
「私もお手伝いさせてください」と、灰江をサポートしようとする令子。しかし、これ以上、仲間を危険な目に遭わせたくない灰江は、「君には関係ないことだ。二度と俺に関わるな」と令子を突き放す。
煤田の証言と、地鶏を追い落とす新たなネタを武器に、いよいよ国を相手に国家賠償請求訴訟を起こそうとする灰江。しかしその矢先、灰江の事務所に刑事たちがやってきて、灰江と朝永(矢本悠馬)は逮捕されてしまう。
「相続探偵」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送中。