第6回クィア・イースト・フェスティバルで、オープニング作品に北野武監督作『首』が選出された。
2020年から毎年ロンドンで開催されている同映画祭は、東アジアと東南アジアのLGBTQ+に関連する映画、ライブアート、映像作品を紹介することを趣旨としている。
今年のプログラムは、アクティビズム、コミュニティ、クィアの歴史を称えることに重点を置くという。これまでの上映に加え、ライブパフォーマンスやワークショップも開催。さらに中央アジア、南アジア、スコットランドにおけるクィア・アイデンティティを探求「ビヨンド」部門を設けた。
日本作品は『首』のほかに奥山大史監督作『ぼくのお日さま』、鈴木章浩監督作『天使の楽園』、岡部道男監督作『クレイジーラヴ』、今泉浩一監督作『憚り天使』が上映される。
『首』について、同映画祭はSNSで「伝説的な日本人監督の北野武が、30年の歳月をかけて作り上げた作品。サムライというジャンルを著しく暴力的に表現し、政治的陰謀と同性愛的欲望の関係をダークにコミカルに描いた」と紹介している。
クロージング作品は、韓国のキム・イルハン監督によるドキュメンタリー映画『Edhi Alice』。ソウルでLGBTQ+の10代の若者たちのカウンセラーとして働き、性別適合手術を受けることを決意した主人公のエディを描く。
第6回クィア・イースト・フェスティバルは、4月23日から5月18日まで開催される。