マーベル待望の最新作『サンダーボルツ*』がついに5月2日(金)から全国公開される。
ニューヨークで人々が影だけを残して消滅してしまう異常事態が発生。打つ術もない中、CIA長官のヴァレンティーナは長年声をかけてきた“クセ者たち” を招集する。現在は国会議員を務めるバッキー・バーンズがまとめ役を務める新チーム、その名も「サンダーボルツ*」だ。メンバーは最強のヒーローでもなければ、過去に罪を犯してきたものばかり。相性最悪の6人には正義感や使命感もなく、チームとしてのまとまりは皆無だが、そんな彼らは果たして街を守れるのか――!
『サンダーボルツ*』の公開が待ちきれない! ということで、チーム・サンダーボルツ*の相性やミッションの行方を神貴堂の逢愛ミリサ先生に占ってもらうことに。先生はもちろん映画は未鑑賞なうえ、彼らのことを“一ミリも知らない”のに「なんか分かる」と納得する部分も多く、その相違をぜひ楽しんでほしい。
※下記コンテンツは占いに基づく結果であり、映画『サンダーボルツ*』の展開とは異なる可能性がございます。

人相&生年月日をもとに占ってもらってみた
人相と俳優の生年月日(キャラクター全員が公式誕生日を持っていないため、俳優のもので統一)をもとに診断してもらうのだが、ミリサ先生によると今回人相を見る上で一番重要なパーツだったのは“眉”とのこと。

「全体的に見ますが、今回はその役を知っていく目的だったので表情の作り方など、ポスターなどを参考に、眉に注目しました。俳優さんは役によってメイクが違うし眉の位置も変わる。表情筋の使い方も違うので同じ俳優さんでも、そこでそれぞれの役の人相が変わっていくように感じています」
まず診断してもらうのは、ロシアの暗殺者養成機関で育ったエレーナ(フローレンス・ピュー)。

「実はエレーナとウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)、USエージェント/ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)、この三人は輪郭が似ているんです。つまり、すごく努力家で働き者の方の特徴があるんです。器用でセンスがある、職人タイプのお顔立ちですね。中年期の運がすごく良い方で、意志も強く、人のために結構働くのが好きです」
「名誉とか結果にこだわる方です。そこら辺でやはり何か自分が役に立つかどうかみたいなところをすごく気にしています。結構ストイックだし、警戒心も強いですが頭が良いですね。なかなか人が思いつかないようなアイデアを出して、何か先を見通す力がある。ただ、ちょっと言葉が足りないですね。実はお茶目で自由人な部分もある。欲も強い方ですが、その反面気さくだったりノリが良かったりする二面性がある。緻密な計画を立てるのに、思わぬドジを踏むとか、浅はかな部分が出てきちゃうこともあって、なかなか憎めないタイプですね」
お次は殺し屋としても暗躍していた過去を持つバッキー・バーンズことウィンター・ソルジャー。

「仕事人間っぽい感じなところがありますね。やるからには徹底的に最後までやり遂げるような…他人からは自信満々に見えるんですけど、実は自分にあまり自信がなくて、その自信を持つためにストイックになる方です。あと、完璧主義。カッコ悪いところとかあまり人に見せたくないんです。そして支援者に恵まれるタイプの人です。結構頑固で、人の意見とか聞かないところもあるけど、そんな彼を理解してくれる存在が近くにいる。パートナーによって運が上がる人でもあります」
そんなバッキーにも弱点が。
「集団が苦手なんですよね。本人は単独で動きたいし、なりたくないけど、親分肌なのでリーダーになっちゃう。成功体験から学ぶ性格だから慎重派で、それゆえに動けないこともあります。あと、モテますね(笑)」
続いて、キャプテン・アメリカの座をクビになり自作の盾を手に戦うUSエージェントことジョン・ウォーカー。
「情が深いタイプ。家族愛に溢れています。近い人にはすごく愛情があるけど、そうじゃない人にはすごく冷たくなるので、結構差があるかもしれない。あと、言葉とか話し方に説得力があるので引っ張っていく力があります。リーダーはどちらかというとバッキーだけど、彼は言葉が少し足りないんです。その足りない部分を彼が補ってまとめていく、そういう風に感じますね。冒険心もあるし、協調性もあるので同僚や後輩から慕われるタイプ。ただ、その反面この方もトラブル多めで、目上の人や権力と揉めがちです」
キャプテン・アメリカのライバルを主張する中年男、レッド・ガーディアンことアレクセイ・ショスタコフ(デヴィッド・ハーバー)は、実はメンバーの中で異質な存在なのだとか。

「この方はもう、なんか1人だけちょっと違うんですよね……。チャレンジ精神旺盛で、なんでもやってみなくちゃわかんない! みたいな感じ。ただ、短気です。華やかなスターで、先の3人が慎重なのに対し、彼は情熱とか感情で動いちゃう部分があります。あと彼らに比べて自己アピールも得意で、イタズラ好き、お茶目な印象です。ただ、“耳”を見ると実は苦労人だったりするんじゃないかなって……。人に助けを頼らなかったり、我が道を行っちゃったりする気がします」
あらゆる物体をする抜ける孤独な工作員、ゴーストことエイヴァ・スター(ハナ・ジョン=カーメン)も繊細な一面があるという。

「彼女はすごく勉強がお好きな方だと思います。成功しやすい。ただ、繊細な人柄で、細かいことを気にしたりこだわってしまったりする部分も。本当は頭が良いので、少ない情報で何か状況を把握し、理解するのが得意ですね。この方は他の方に比べて自分が主張するより、ちょっと流されるタイプ。アート気質な感じです。ただ、ネガティブなわけじゃなくて意外とポジティブです」
素顔を見せない人間兵器タスクマスター(オルガ・キュリレンコ)は素顔が見えないため、人相占いはパス。しかし、生年月日だけを見てもやはり“ミステリアス”なのだそう。
「生年月日で見ると秘密主義の方だから、面白いなって思いました。実は情に深く、繊細で弱い面もあります。あとは潔癖で真面目ですね。人が気づかない細かいところとか、ミスとか、粗探しみたいなものが得意な人でもあります(笑)」
ちなみに、それぞれの相性を見るとエレーナとバッキー、ゴーストとエレーナ、ジョンとバッキーが良いのだとか。しかし、それぞれ似ているが故にぶつかる面も多いのではと指摘。
「エレーナとバッキーは責任感も強くて努力家、緻密に計画するのに最後勢いていくところが似ています。ゴーストとエレーナも似ていますが、だからこそこの2人もぶつかりやすいですね。ただ、こっちは思考で話せる2人です。ジョンとバッキーはお互い情が深くてドライになりきれない部分が似ています。ただ、やはりアレクセイだけ違って特攻隊長的な立ち位置になりそうです」

12年に一度の幸運期が訪れるメンバーは…?
ミッションには運気も必須。チームのメンバーに今年最強の運勢の持ち主はいるのか伺うと、意外な人物の名が上がった。

「ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)に12年に一度の幸運期が訪れますね。ただ、よくも悪くもスポットライトが当たっているから、全部見えちゃうんです。頑張っていること、こうなりたいって努力も見えるから成功するけど、例えば不正とかズルとかしても逆に注目を浴びやすい。だから全然悪いことさえしなければ、ハッピーな一年を過ごせます」
ちなみにそれ以降の運勢ランキングはエレーナ、バッキー、タスクマスター、ゴースト、アレクセイとのことで、なんだかアレクセイのことが心配になってしまう結果に…。

さて、そんな凸凹チームがもっとまとまるには何が必要なのか。注意すべき点を見てもらった。
「全体で何か話し合いをする時に、バッキーだけ話が合わないんです。コミュニケーションの星が1人だけ違っていて、彼がついていけない。逆にゴーストとエレーナは結構中身を飛ばして結果だけをテンポ良く話しても、お互いに何を言っているかわかるタイプで、バッキーは一つずつ『なんで、どうして』を説明してもらわないとダメなんです。そういう時は、先に言ったようにジョンがまとめ役で頑張れるタイプですね」

コミュニケーションはどのチームにとっても問題を起こしやすいポイントだが、このチームは特にそうだと言う。
「やはり頑固な人が多いです。それぞれが頭も良いから、頑固で頭が良いと自論が出てきやすくて、それを話し合いで解決すれば良いけど言葉足らずな人もいるし、相手を納得させることができないメンバーだなって印象です」
ミッション成功の行方は? タロットで出た逆位置の「ワールド」
最後に、彼らが本作で挑まなければいけない任務が成功するのか、その場でタロット占いをしてもらった。

「一回、解決はするんです。ただ、“完結”にはならないかもしれないですね。救っているけど、なんかもう一個のラスボスがいた、みたいな……チームワークの部分を見ると、実はすごく良いメンバーだと思います。元々がみんな主役みたいな感じの人で、流れとしてはなんかそれぞれが1人ずつ戦うみたいな感じになるんですかね? もともと集まっているけど、個々に戦う場面もあるのかもしれません。そして『ワールド』ってカードが出ているんですけど、これが反対なので“未完成”なんです。だから、終わりかたは何か匂わせてくるのかもしれません。『うまくいったけど、なんかおかしいな』って。」
チームに対するアドバイスもタロットに反映されているのだとか。

「チームを見ると『未知数』ってカードと『月』のカードがあって、不安な部分はあります。ただ、強いカードは出ているので強いけど、現状だとまだ弱いのかもしれない。アドバイスがあるとしたら、『愛情の仲間』というカードが出ているので“愛ある仲間になりましょう”ってことですね(笑)。今は形としての仲間でしかなくて、お互い実力はあるけど、そこに愛情を持って真のチームを作っていきましょう、っていうふうに出ています」

実は、2026年全米公開予定の「アベンジャーズ」最新作『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』に出演予定のキャストが集結しており、今後の活躍にも期待がかかるチーム「サンダーボルツ*」。占い結果がもし当たるとするならば、彼らの物語はまだまだ続いていくのかもしれない…!
そういった意味でも注目すべき重要作『サンダーボルツ*』。果たして、彼らの性格診断や占いの行方が本編にどう重なっていくのか。ぜひ劇場で結果を見届けてほしい!
このメンツで大丈夫?世界を救う“クセ凄”集団『サンダーボルツ*』とは?(シネマトゥデイ)
『サンダーボルツ*』公式サイト
【取材協力】
神貴堂 池袋店:https://www.shinkido.net/
逢愛ミリサ(アイナミリサ)先生:https://www.shinkido.net/26
『サンダーボルツ*』は5月2日(金)より公開。