2026年度前期の連続テレビ小説「風、薫る」にて、見上愛に続き、上坂樹里も主人公を演じることが発表された。
本作は、文明開化が急速に進む明治、激動の時代に新たな風を起こす、少し型破りな2人のナースの冒険物語。
主演のひとりを発表している中でのオーディション開催となった今回。2,410人の応募があったオーディションから選ばれた上坂は、「ミスセブンティーン2021」でSeventeen専属モデルとなり、俳優デビュー。「いちばんすきな花」や「ビリオン×スクール」などに出演、冬ドラマ「御上先生」では、生徒のひとり、東雲温を演じた。

連続テレビ小説初出演となる上坂が演じるのは、生後まもなく母親に捨てられ、牧師に育てられた大家直美。幼いころから何も悪いことをしていないのに、貧しく恵まれない人に多く接してきたため、神も人も心から信じきれない。目的のためには、多少の嘘やズルをもいとわない、柔軟さとしたたかさがある。
脚本の吉澤智子は、「もう一人の主人公・大家直美はそんなに清くもあんまり正しくもない、ある意味ヒロインらしくないリアルな女性」と説明し、「オーディションが終わる頃、見上さん演じるりんと二人でニヤリと不敵に笑いあう姿が浮かんできました。それが何のシーンなのかは私にもまださっぱりわかりません。だた、とても気持ちのいい風が吹いていました」とオーディションをふり返っている。
2026年度前期連続テレビ小説「風、薫る」は2026年春放送予定。

