ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』より本予告とキャラクタービジュアルが解禁された。
カンヌ、ヴェネチア、ベルリン、世界3大映画祭で「監督賞」を制覇した唯一の監督、ポール・トーマス・アンダーソン第10作目となる本作。レオナルド・ディカプリオ演じる元革命家ボブが、彼を追う軍人ロックジョー(ショーン・ペン)の猛追をかわしながら“怒涛のチェイス・バトル”を繰り広げる。

この度解禁となった本予告では、神妙な顔つきで知恵の輪のようなもの手にしたボブ(レオナルド・ディカプリオ)が「これは君のために作っているんだ」とつぶやく場面から始まる。
その声に妊娠中の妻(テヤナ・テイラー)がお腹をさする。「この装置をこうすればうっかり爆発させないで済む」と緩衝材を作るボブに彼女が近づき「続けて、派手にお願い」とそっとキスをするのだった。
ボブたちの極秘作戦が実行される中、ボブの妻にロックジョー(ショーン・ペン)が「また会うことになる」と意味深に告げる。彼は彼女を狙っているのか。妻に魔の手が迫る中、ボブは作戦を成功させると「革命万歳」と叫ぶのだが…!
それから月日が経ちボブは成長した娘(チェイス・インフィニティ)に「聞いてくれ。昔、パパとママは罪を犯した。ママは捕まった。俺らも危ない」と伝える様子も。
その後、隠れ家に追っ手たちがなだれ込み、必死で逃げて、逃げて、逃げまくるボブ。娘が通う空手道場に逃げ込むと、「ヌンチャクじゃ戦えないって!拳銃はどこだ」と取り乱す。
決死の逃亡を続けるボブを車に乗せた謎の空手道場のセンセイ(ベニチオ・デル・トロ)は、「自由とは…、恐れないことだ。トム・クルーズみたいに」と微笑むと、車窓から身を乗り出したボブを荒野へと放り出す。
「不可能だとしても、俺たちの革命に巻き込みたくなかった」と娘を気遣うボブと愛娘ウィラにどんな運命が待ち受けるのか?逃げる側と追いかける側、それぞれが三者三様に入り乱れる壮大なチェイス・バトルを感じさせる予告編となっている。


併せてキャラクタービジュアルも解禁。かつては世を騒がせた元革命家の主人公・ボブを演じるレオナルド・ディカプリオ、とある理由でボブの娘の命を執拗に狙う軍人“ロックジョー”を演じるショーン・ペン、そして、なぜかボブのピンチに現れる謎の空手道場の“センセイ(先生)”ホール、ボブの妻で最強のカリスマ革命家テヤナ・テイラー、ある理由で命を狙われる愛娘・ウィラ役に抜擢された新進気鋭の若手チェイス・インフィニティら、個性派勢揃いのキャラクターたちの表情が切り取られている。
『ワン・バトル・アフター・アナザー』は10月3日(金)より全国にて公開。
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