「僕達はまだその星の校則を知らない」の8話が9月1日オンエア。ネットでは父親に“決別宣言”する北原に「あまりにも立派」など賞賛の声が送られる一方、ラストで尾碕に届いたFAXの内容に衝撃を受ける視聴者からの投稿も多数寄せられている。
子ども時代に学校を訴えようとして教師である父親と不仲になり、学校嫌いのまま大人になった弁護士が、スクールロイヤー(学校弁護士)として少子化による共学化で揺れる私立高校に派遣されたことから始まるオリジナル学園ヒューマンドラマである本作。

「濱ソラリス高校」に派遣されたスクールロイヤー・白鳥健治を磯村勇斗が演じ、「濱ソラリス高校」を運営する濱学院理事長の尾碕美佐雄に稲垣吾郎。尾碕とかつて同僚だった健治の父親、白鳥誠司に光石研。健治の一番の理解者である祖母の広津可乃子に木野花。

生徒会・議長団議長を務める「濱ソラリス高校」3年生の北原かえでに中野有紗。健治に恋心を抱くようになる教師の幸田珠々に堀田真由。生活指導を担当する山田美郷に平岩紙。校長の井原久に尾美としのり。健治が働く久留島法律事務所の先輩弁護士、緒川萌に許豊凡。幼いころの健治を知る久留島法律事務所所長の久留島かおるに市川実和子。といったキャストが出演する。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
8話では「濱ソラリス高校」で文化祭の準備が進むなか、北原の父・亘平(神尾佑)と名乗る人物から「娘に会わせてほしい」と学校に電話が。実は北原の家庭では財力があり学校にも多額の寄付をしている父親と母親の間で以前からケンカが絶えず、母を侮辱することや尊厳を傷つけるような発言をする父に耐えかねた北原は、母親を説得し妹と3人で家を出ていたのだ。

健治の助言もあり、学校は父親に会いたくないという北原の意思を優先するが、亘平は弁護士を連れ学校に乗り込んでくる。北原の母親がかおるに相談し亘平には北原への接近禁止命令が下るが、亘平は文化祭に乗り込んでくる…というストーリーが展開。

怒り狂った亘平は「学校を辞めさせる。契約してるのは僕だからな」と言い放つのだが、健治は「では在学契約を解除してください」と応え「本校の学則では18歳以上になった生徒は学校との在学契約を、自分で直接結ぶことができる」と告げる。その場に現れた北原も「私はお父さんとは別の道を行く」と袂を分かつことを宣言。「今まで育ててくれてありがとう。さようなら」と亘平に別れを告げるのだった…。

涙を流しながらもきっぱり亘平に決別宣言する北原にSNSでは「18歳の北原さんあまりにも立派で尊厳を持った一人の大人」「笑顔でお父さんにありがとうって言えてえらいね」「北原ちゃんがこの先幸せでいられますように」など賞賛の声が送られる。

一方、ラストでは尾碕のもとに週刊誌記者からFAXが送られてくる。そこには尾碕の兄と思われる元副理事の横領や4話での個人情報漏洩、7話で描かれた巌谷の辞職に関する件、さらには学校が廃校危機にあることなどを記事化すると書かれており、「理事長なんか色々週刊誌に掴まれてて大変…お兄さんが横領したの…?」「週刊誌からの記事通告に、「横領」の文字があった やはり、理事長のお兄さんの代に何が?」「えっ 三億円横領???理事長のお兄さんの話???」などの反応も数多くポストされている。
【第9話あらすじ】
文化祭に可乃子と誠司がやって来る。可乃子から健治の様子を聞いていたものの学校嫌いな息子がスクールロイヤーとして務めを果たしているとは、にわかには信じられなかった誠司。しかし半信半疑のまま足を踏み入れた学校で見たのは、生徒たちに囲まれて楽しそうに笑う健治の姿で、誠司は思いもよらなかった光景に驚き、同時に心から安堵する…。
「僕達はまだその星の校則を知らない」はカンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22時~放送中。

