高橋海人(King & Prince)と中村倫也が主演する「DOPE 麻薬取締部特捜課」の最終話が9月5日に放送。怒涛の展開で迎えた最終話に「終わっちゃった」「最高のバディだった」といった声が上がっている。
本作は、謎に包まれた新型ドラッグ【DOPE】が蔓延している近未来の日本で、正反対のバディがDOPEによって巻き起こる不可解な事件の解決に挑んでいく麻取アクション・エンターテインメント。
高橋海人が演じる才木優人は、ある日突然特捜課に異動することになった新人の麻薬取締官。真面目で正義感に溢れ、何事にも真摯に向き合う真っ直ぐな性格で、DOPEを服用した犯罪者も更生の機会が与えられるべきという考え方を持つ。子どもの頃に起こった無差別テロ事件で助けてくれた警官に憧れて人を助ける職業を志し、母がDOPE依存で苦しむ姿を見てきたことをきっかけにDOPEを根絶させるべく麻薬取締官になった。
一方、中村倫也が演じる陣内鉄平は、常識はずれで型破りな言動が目立つ才木の教育係。戦闘能力が誰よりも高く、才木とは反対にDOPE服用者には冷酷な一面もある。過去に起こった“ある事件”をきっかけにDOPEを強く憎むようになった。
才木と陣内と共にDOPEによって巻き起こる不可解な事件の解決に挑む特捜課のメンバーで腕力の異能力を持つ綿貫光役に新木優子、嗅覚の異能力を持つ柴原拓海役に豊田裕大、さらに、キーパーソンの1人である謎の男・ジウ役に井浦新が出演するほか、三浦誠己、真飛聖、フェルナンデス直行、久間田琳加、蒼戸虹子ら豪華キャストが共演する。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
ジウ(井浦)が待つ浄水場へと向かう才木(高橋)、綿貫(新木)、葛城(三浦)、柴原(豊田)。葛城と柴原は一か所に集められた浄水場職員の救出とDOPEの確認へ、綿貫は泉(久間田)の身柄を押さえに、そして才木は陣内(中村)と合流しジウのもとへ向かう…というのが最終話のストーリー。

合流した陣内に、才木はジウの罪と俺の罪は同等だと打ち明ける。そんな才木に対し、陣内は「憎しみに取り込まれるな」と忠告し、「俺はお前のヒーローなんだ」と告げる。さらに、自分がジウに拳銃で胸を撃たれる未来を予知し「俺はしぬかもしれません」という才木に、「お前は殺させない。俺が守ってやる」とジウの元へ向かう。
この2人のやりとりにSNSでは「陣内さん!!」「カッコイイ!!」と盛り上がりを見せたが、ジウとの戦いが始まると、ジウの圧倒的な能力に「えぐいえぐい」「強すぎ」「どうやって勝つの」と動揺する声が相次いだ。

一方、綿貫と対峙した泉はテレポーテーションの能力を使い、初めて綿貫と現場に出た場所へ移動する。泉は綿貫に対し、スカウトされた時は嬉しかった、自分の居場所ができたと思ったが綿貫の下についたことで毎日が地獄になったと言い放つ。
そんな泉に対し、綿貫は泉と過ごした時間は自分にとって今もかけがえのないものだと告げる。そして、泉自身の心を読ませるため、泉の手を握り胸に手を当てさせる。すると泉の中に、綿貫と笑顔で過ごした時の映像が流れる。「こんなの知らない」と動揺する泉に対し、綿貫はジウは泉の良い記憶が邪魔だったのではないかと告げ、泣きながら謝る泉に対し綿貫は「自首して罪を償おう。これからも寄り添うから」と抱きしめた。
2人のやりとりにSNSでは「ジウが操作してただけだったんだ」「号泣」「思い出せて良かった」といった声が上がった。

泉の記憶すらも操っていたジウは、幼い頃ドーパーに襲われる才木の能力を目の当たりにし、自分を地獄から救い出してくれる存在だと感じたと才木に告げる。陣内との出会いや特捜課での出来事は全て才木の能力を覚醒させるためのものだったが、自分の意図に反して能力が覚醒しない才木に向かって全て無駄だったと告げ、才木を撃つ。
才木をかばいジウから致命傷を与えられた陣内に続き、才木も撃たれるというまさかの展開にSNSでは「やだやだやだ」「やめて」「死なないで」という投稿で溢れた。

しかし、才木が倒れたことで結衣、美和子の能力が共鳴しあう。そして、結衣がジウに手を向けるとジウの呼吸が止まる。すぐに意識を取り戻すジウだったが、気づくと1人になり白い部屋に倒れ込んでいた。そこへ才木が姿を現し、力が使えないジウに対して「この世界の未来は俺が決める」と告げる。
そんな才木に対し、ジウは「永遠と続く絶望をおわらせてくれ」と言い放つが、才木はジウの頭に手を近づけ「あなたには罪を償う義務があります」と現実に引き戻し「俺とあなたは違います。今までもこれからも」といいジウを連行する。
黒髪になり、穏やかな表情を浮かべるジウを連れて綿貫の前に姿を現した才木は「もう全部終わりました」と告げた。ジウとの戦いの終結に「何が起こった?」「陣内さん無事?」と動揺する声が上がった一方で、白い部屋でジウと対峙した才木の姿には「かっこよ!!!」「覚醒した」と絶賛する声が相次いだ。
ジウとの戦い後、特捜課が表彰されたことや才木家が一軒家に引っ越したシーンなどが描かれ、ラストでは花束を持った才木と陣内が香織のお墓参りに向かう姿も映し出された。怒涛のラストに「陣内さん生きてて良かった」「平和に終わった」と安堵する声や「終わっちゃった」「最高すぎた」「最高のバディだった」といった声が上がっている。
※高橋海人の「高」ははしごだか。

