「僕達はまだその星の校則を知らない」第10話が9月15日オンエア。生徒会副会長の斎藤を救うため“ある決断”をした健治の、生徒たちへの別れの言葉に「かっこよすぎるよ」「生徒たちとの信頼関係を感じる」などの声が送られている。
本作は少子化による共学化で揺れる私立高校に派遣された、独特の感性を持つスクールロイヤー（学校弁護士）が、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に必死に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。
弁護士の白鳥健治役で磯村勇斗が主演し、健治と想いが通じ合った「濱ソラリス高校」の教師・幸田珠々に堀田真由。生活指導担当の山田美郷に平岩紙。副校長の三宅夕子に坂井真紀。校長の井原久に尾美としのり。健治を派遣した久留島法律事務所の所長・久留島かおるに市川実和子。幼なじみに陥れられた生徒会副会長の斎藤瑞穂に南琴奈。健治の父親の白鳥誠司に光石研。「濱ソラリス高校」を運営する濱学院理事長の尾碕美佐雄に稲垣吾郎といった顔ぶれが共演。
※以下、ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
生徒会副会長の斎藤が久々に再会した幼なじみに陥れられ、大麻の運び屋をさせられ逮捕される。鑑別所で斎藤と面会した健治は、斎藤の母から弁護をしてほしいと懇願されるのだが、利益相反になる可能性があるためスクールロイヤーは生徒個人の弁護ができなかった。健治は斎藤が書いた手紙を鷹野（日高由起刀）に渡し、彼女が鑑別所にいることを明かす。すると鷹野は健治を見て自分も弁護士を目指そうと思っていると話し、“健治は弁護士のなかで誰よりも斎藤を知っている”と、健治が弁護を担当するよう強く訴える…というのが今回のストーリー。
そして健治は天文部の部室で珠々と生徒たちを前に、自分が高校に通ったことがないと告白し「そんな僕が今、戦いたい、逃げたくないと思ったのはみなさんに出会えたからです」「皆さんは初めてできたクラスメートみたいでした」と涙ぐみながら話す。そして「どこにいても星は必ずそこにあるし、僕も必ずその星を見ていますから」と、斎藤のためにスクールロイヤーを辞めることを隠したまま別れの挨拶をする…。
このシーンに視聴者からは「白鳥先生が泣きながら学校を離れることを惜しんでる姿に涙がとまらん」「白鳥の築いてきた生徒たちとの信頼関係を感じるね」「天文部の生徒たちに辞めることを伝えるシーンは涙涙でした」などの声が上がる。
物語はその後、健治が弁護を担当することになり、結果斎藤は不処分に。斎藤を演じた南にも「斎藤瑞穂役の俳優さんの存在感が半端ない」「凛々しくて綺麗で、斎藤さん役にピッタリ」「表情めちゃいいなぁ。何か惹きつけられる魅力がある」等々、高い評価が送られている。
【最終回あらすじ】
生活指導と演劇部顧問から外され学校を訴えると言う山田に、健治は裁判所が仲介し話し合いで解決する労働審判を勧める。後日、残った私物を取りに学校を訪れた健治は、尾碕に屋上に呼び出され、21年前、健治の行動が原因で誠司が僻地へ異動になったことを引き合いに、山田を手助けすることで健治が再び学校に不利益をもたらそうとしていると非難されるのだが…。
「僕達はまだその星の校則を知らない」はカンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22時～好評放送中。
