映画『恋に至る病』より、主演の長尾謙杜と山田杏奈、主題歌を担当した「Saucy Dog」の石原慎也による、スペシャルインタビュー映像が公開された。
本作は、TikTokで200万回再生の反響を呼んだ恋愛小説の実写映画化作品。
映像では、石原が作詞を担当した主題歌「奇跡を待ってたって」について、宮嶺望役の長尾は「歌詞を見た時に映画の内容がすっと入ってきて、改めて主題歌を通してこの映画を語ってくれているような感じがしました。僕たちも撮影の日を思い出しました」と語り、寄河景役の山田は「初めて楽曲を聴いた時に、『撮影頑張ったね』と言ってもらえたような気がしました」と明かす。
そんな声に石原は「嬉しいです。とても素敵な映画で、曲も含めて映画がきちんと締まるように作りたいと思っていたので、いい感じにできたんじゃないかなと思います!」と手応えを話し、山田から主題歌の制作過程について聞かれると、「ギターのリフが先に思いついていて、“このリフ使いたいな。絶対合うんだけどな”と思って、そこからAメロの歌詞を考えました。以降は基本的に歌詞が先で、最後まで仕上げていきました」と答えた。
また、お気に入りのフレーズについて、「羽が生えただけの塊になった」というサビ前のフレーズを挙げた長尾。石原は「羽が生えただけの塊って、怪物や化け物という風にも見えるじゃないですか。その生き物と生き物ではないものの間を表現したかった」と語り、山田は「全体を通してこの映画は“蝶”がキーワードになっているんですが、直接表現せずともそれが伝わってきます」と言及した。
さらに映像では、“内気だけど自分の気持ちに真っ直ぐな宮嶺”か、“明るくて人気者だが裏がありそうな景”、自分はどちらに近いかという問に答える様子も観られる。
『恋に至る病』は10月24日(金)より全国にて公開。


