水上恒司がテレ東ドラマに初主演する「シナントロープ」が10月6日放送開始。会話劇で進行する展開に「次のシーンにバトンタッチするセリフが心地よい」などといった声や、ヒロインの水町の過去について考察するポストも多数SNSに投稿されている。
アニメ「オッドタクシー」の脚本や10月10日に公開を控える映画『ホウセンカ』では原作・脚本を担当、漫画「カミキル-KAMI KILL-」（原作）の連載もスタートするなど、漫画・実写・ドラマの垣根を超え活躍の場を拡げる此元和津也が原作・脚本を手がけ、映画『もっと超越した所へ。』やドラマ「忘却のサチコ」などで知られる山岸聖太が監督を務めるミステリードラマとなる本作。
バーガーショップ“シナントロープ”でバイトする大学生で瞬間記憶力に優れる都成剣之介を水上が演じ、テレ東ドラマ初出演で初主演を務めるほか、都成が想いを寄せる水町ことみには山田杏奈。金髪で明るいお調子者キャラの“キバタン”こと木場幹太には坂東龍汰。地味で真面目なお嬢様・里見奈々には影山優佳。心優しい漫画家志望の田丸哲也には望月歩。エキセントリックな室田環那には鳴海唯。静かで不気味な新人バイトの志沢匠には萩原護。夢追うバンドマン・塚田竜馬には高橋侃といった顔ぶれが共演。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
1話はシナントロープに怪しい目出し帽の男が現れ、ホール係の都成と木場が怖気づいて接客を押しつけ合っていると、どんな相手にも物怖じしない水町が冷静に対応。意外にも男は普通に注文をするがその直後、別の目出し帽の男が店に乱入、レジ係の志沢に拳銃を突きつけて「金を出せ」と脅し始める。
水町が強盗に飛びかかったことをきっかけに、店内では強盗と都成がもみ合いになる。その際、都成は強盗の腕に“オリタ”という名前と電話番号が書かれているのを見る。強盗は退散するが客の老人が騒動の隙をついてレジの金を奪っていた。バイトが終わり都成は木場と焼肉屋へ、水町は里見と帰路につく…という展開。
その後、都成と木場、水町と里見それぞれの会話シーンが交互に描かれていくのだが、この展開に「会話が面白いし、次のシーンにバトンタッチするセリフが心地よい」「新しい感じの会話劇面白かった」「冒頭から映像に引き込まれて、会話劇に見入りました」などの声が上がる。
その後、水町は里見の部屋に泊めて欲しいと頼み込むのだが、その理由が殺害予告を受けていたからであることが判明。冒頭で「他人を圧倒的な力でねじ伏せようとするやつは許せない」と口にしたり、里見との会話では「狭いところに閉じ込められるが怖い」と話していたことから「水町さん、過去に何かあったのかな」「何か闇抱えてそうだね」「狭い場所に閉じ込められたことがある…のか？」など、彼女の過去を考察するポストも多数アップされている。
【第2話あらすじ】
シナントロープでは新人、志沢の歓迎会が行われる。そこで志沢は都成に、水町を手に入れるお手伝いをいたします、と話す。少しずつ距離が近づく仲間たちだが、一方裏組織〈バーミン〉が動き出す…。
「シナントロープ」は10月6日より毎週月曜23時06分～テレビ東京、テレビ大阪ほかにて放送。各話放送終了後から動画配信サービス「Prime Video」にて見放題独占配信。
