菅田将暉が主演を務める「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」の2話が10月8日に放送。菅田将暉演じる久部がダンサーたちに提案した内容に「楽しみ!」など期待の声が上がっている。

三谷幸喜が脚本を務める本作は、1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇。主人公の演出家の卵・久部三成を菅田将暉、WS劇場のダンサー・倖田リカを二階堂ふみ、新人の放送作家・蓬莱省吾を神木隆之介、巫女の江頭樹里を浜辺美波、無料案内所のおばばを菊地凛子、WS劇場の看板ダンサー・いざなぎダンカンを小池栄子、WS劇場のダンサーで姉御肌のパトラ鈴木をアンミカ、ダンサーでシングルマザーの毛脛モネを秋元才加、交番勤務の警察官・大瀬六郎を戸塚純貴、WS劇場の用心棒・トニー安藤を市原隼人、劇団「天上天下」の主宰者・黒崎を小澤雄太、天上天下の制作スタッフ・トンちゃんを富田望生、WS劇場の支配人・浅野大門を野添義弘、ジャズ喫茶のマスター・風呂須太郎を小林薫、劇場スタッフの伴工作を野間口徹が演じている。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
風営法の改正でストリップショーが厳しく規制されるようになり、2年前の熱狂が嘘のように寂れてしまったWS劇場。パトラ(アンミカ)が踊るショーの客席は閑散とし、まるで盛り上がらない。

久部三成(菅田将暉)はWS劇場の法被を着て、パトラのショーのピンスポを担当することになった。前夜、WS劇場の支配人・浅野大門(野添義弘)から「うちで働いてみないか」と誘われたのだ。無事、バイブルであるシェイクスピア全集を取り戻した久部は安堵する。

劇場スタッフの伴工作(野間口徹)に連れられ、久部はダンサーたちの楽屋を挨拶に訪れる。そこで久部はリカ(二階堂ふみ)と再会。「頑張ります!」と気を吐く久部に対し、リカは興味のない態度で――というのが2話の展開。

そんな中、ステージを終えた毛脛モネ(秋元才加)が風営法違反により警察に連行されてしまう。そしてその日の営業は停止に。関係者たちが、劇場の行く末を気にする中、久部は新しい劇団を作ろうと目論む。客が来ないことで、オーナーから路線変更を言い渡されている支配人は、苦しい胸のうちを久部に打ち明ける。そして、支配人がダンサーたちにWS劇場を畳むことを伝えて揉めているところに、久部が現れWS劇場を東京で一番の劇場にすると自分の計画を発表するのだった。

久部の熱意のこもったプレゼンとおばば(菊地凛子)の言葉に心を動かされた支配人とダンサーたちは、久部の案に乗ってみることにする。今後が楽しみな展開にSNSでは「野田版みたいなクベ版「夏の夜の夢」どんなのだろうか。楽しみ。蚊取り線香にこだわるクベの意図」や「どんなシェイクスピアを見せてくれるのか、楽しみ楽しみ」、「演劇初心者のWS劇場のみんなをクベがどう言うふうに「役者」に導くのか楽しみです。菅田さんのお茶目な演技が新鮮」などの声が。
また、久部の下につくことになるも何もしないトニー(市原隼人)が、時折見せる笑いの要素に、「トニーのシーン全部面白いw破壊して音楽止めようとしたり、寝てばかりだし、まさかのパトラ姐さんが彼女でビンタされたりw」や「トニーの音楽の止め方、最高にエッジが効いてて大爆笑」、「見れば見るほどトニーに沼ってく私ww」などの声が上がっている。
【第3話あらすじ】
WS劇場の向かいに建つ古アパート・グローブ荘では、久部三成(菅田将暉)が必死になって台本を書いている。シェイクスピアの「夏の夜の夢」を、WS劇場で上演するために書き換えているのだ。
その姿を見守っているのは蓬莱省吾(神木隆之介)。夜食を頼まれた蓬莱は、同じグローブ荘に住んでいる倖田リカ(二階堂ふみ)の部屋へ。その後、彼女が作った具なしラーメンに文句をつけながらも、久部の手は止まることがない。
久部が書き終えた原稿をリカが読もうとすると、異常なほどに久部はガードする。そんな久部に対し「長いと客が飽きる」「出来るだけセリフは少ない方が助かる」などと2人は言いたい放題。すると久部はかんしゃくを起こし、書いていた原稿をビリビリに破ってしまい――。
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は毎週水曜22時~フジテレビ系にて放送中。
