高石あかりがヒロインを務める連続テレビ小説「ばけばけ」4週・第19回が10月23日に放送。吉沢亮演じる松江随一の秀才・錦織友一の背景が明かされ、「帝大生じゃなかったことに驚き」「『東京はやり直せる場所』は説得力ある」など、注目が集まっている。
本作は、小泉セツと八雲(ラフカディオ・ハーン)夫妻がモデルの物語。
明治時代、武士の時代が終わった世の中で、松江に新しくやってきた外国人英語教師ヘブンの家の住み込み女中の仕事を得たトキ(高石あかり)。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意する――。
松江出身の秀才、錦織(吉沢亮)の過去が明かされた今回。実は錦織の家は貧しく、下等小学校しか卒業しておらず、病弱だったため中学校は中退、松江では無資格で教師をしていたことや、教員免許を取るための試験に向かったことが明かされた。
「帝大生じゃなかったことに驚き」「松江の大盤石とよばれる秀才であっても貧困で進学を諦めざるを得ない現実」「学びたいのに学べない。どんなに悔しかっただろう」「錦織さんがいう『東京はやり直せる場所』は説得力ある」「あの話し方も話さなくても見える志もそんな過去があったから」と、吉沢演じる錦織のバックボーンに心を寄せる人が続出。
そして、そんな錦織に「本当に尊敬したような振る舞いをしていた帝大生ズの性格の良さよ」と帝大生・根岸(北野秀気)&若宮(田中亨)への声のほか、東大(帝大)理学部に転がり込んだ「らんまん」の主人公・万太郎を「思い出す」という声も上がっている。
【第4週】「フタリ、クラス、シマスカ?」
傳(堤真一)が亡くなり、機織り工場は倒産。
トキ(髙石あかり)は職を失う。松野家の借金返済は苦しくなり、トキが遊女になる話が再浮上。トキを守るため仕事を増やし家族を支えようとする銀二郎(寛一郎)だが、勘右衛門(小日向文世)と衝突し松野家を捨て去る。
絶望の最中、銀二郎の行方がわかったトキは東京へと旅立つ。はじめての東京、銀二郎の下宿にたどり着いたトキは、そこで松江生まれの秀才、錦織(吉沢亮)と出会う。
連続テレビ小説「ばけばけ」は月曜から金曜8時~NHK総合ほかにて放送中。
土曜は1週間のふり返り

