放送100年を機に展開するNHK「宇宙・未来プロジェクト」の一環として放送する「火星の女王」の新たなキャストが発表された。
舞台は、100年後。火星に10万人が移住した世界に、未知の力を持った謎の物体が現れたことで新たな時代が動き出すという物語。

すでに、スリ・リン、菅田将暉、シム・ウンギョン、岸井ゆきの、菅原小春、宮沢氷魚、松尾スズキ、滝藤賢一らの出演が明らかになっているが、今回また新たに、台湾で活動するサンディ・チャン、ナイジェリアで活動するデイェミ・オカンラウォン、UA、鈴木亮平、松岡茉優が加わることが発表された。

サンディ・チャンは、地球外惑星への移住を推進し、宇宙進出した国家や民族間の利害対立を調整する国際機関ISDA最高責任者のファン・ユートン。デイェミ・オカンラウォンは、地球の都合で火星を利用しようとするISDAのやり方を嫌い、度々対立するルーク・マディソン。UAは、22年前に病没した、火星開拓初期に作られた互助組織・コクーンの創設者のひとり、エマ。

松岡茉優は、火星最大の民間人居住地・コロニー0の下町で、PUB TOKIOを営む経営者で、人気DJのデイル-E0302。鈴木亮平は、コロニー0内の街頭CMでも引っ張りだこの人気俳優ミドリ-E0106を演じる。

さらに、声優の高橋李依が、語りを担うことも明らかに。高橋は、劇中に登場する小型AI端末・モビィの日本語音声も担当する。
なお主題歌は、「君島大空 坂東祐大 yuma yamaguchi feat. ディスク・マイナーズ」による「記憶と引力」に決定。歌唱を担当するのは、シンガーソングライターの君島大空。原作にも登場するオリジナル音楽グループ「ディスク・マイナーズ」として歌唱する。
放送100年特集ドラマ「火星の女王」は12月13日より毎週土曜日22時~NHKにて放送(全3回)。NHK ONEにて同時・見逃し配信予定。


