連続テレビ小説「ばけばけ」第6週・28回が11月5日（水）に放送。髙石あかり演じる主人公・トキが、タエ（北川景子）の物乞いの姿を目撃し衝撃を受ける中、トキにヘブン（トミー・バストウ）の女中になるよう頼みにきた吉沢亮演じる錦織友一にも「錦織さん何言ってるの!?」「金で釣りに来たのか」「板挟みで苦しい立場」など、様々な声が寄せられている。
本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツと作家・小泉八雲／ラフカディオ・ハーンをモデルにした物語。外国人が珍しい時代、トキは世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、彼の女中になることを決意するのだが…。
28回では、トキにヘブンの女中になってくれるよう頼みにきた錦織の姿にも注目が集まった。
トキは「ばかにせんでごしなさい」とすぐさま怒り心頭で断ったが、ヘブンの女中になれば月20円。小学校教師になったサワの月給が4円、旅館の女中ウメは月90銭、トキとフミのひと月の内職が50銭になればいいほう、という時代だ。
それだけの月給は「ただの“女中”ではない」という意味だと、「失礼だが君の家は貧しい。家族のためにも良い話では」と説得する錦織に、「錦織さん何言ってるの!?」「金で釣りに来たのか、そりゃ怒るわ」といった声、「錦織さんきちんとヘブンさんに聞くべき」「ヘブンさんと錦織さんの間での認識の齟齬に、トキちゃんが傷つくことになっとるやん！」「こんな話を振るのすらキツかっただろうに…」「板挟みで苦しい立場だ」と、知事やヘブンの間に挟まれ気を回した錦織を心配する声が。
挙げ句、ヘブンの英語の授業の書き取りで「女中さえ見つかれば（旅館）を出ていけるのに。一体、あの男は何をやっているんだ」と当てつけにされ、「ヘブンさんの授業ひどいｗ」「大人げないぞヘブン先生」「錦織さんに胃薬届けたい」といった声も集まっている。
この件について吉沢はオフィシャルインタビューで、「錦織からしたらものすごく申し訳ない後ろめたさみたいなものがあったと思います。それでもトキが持っている明るさや、ただ明るいだけではなく肝が座っている様子を信頼してお願いしたんじゃないかなと、演じていて感じました」と、演じる錦織に思いを寄せている。
【第6週】「ドコ、モ、ジゴク。」
ヘブン（トミー・バストウ）の初めての授業が行われる。錦織（吉沢亮）が見守る中、ヘブンは自分なりのスタイルで中学の生徒たちと向き合っていく。
一方、トキ（髙石あかり）の前には借金取り・森山の息子・銭太郎（前原瑞樹）が現れ、今まで以上に激しく取りたてると宣言されてしまう。そんな中、ヘブンが花田旅館を出て一人暮らしをはじめることに。
錦織は知事（佐野史郎）の命で、ヘブンのお世話をする女中探しをはじめる。
連続テレビ小説「ばけばけ」は月曜から金曜8時～NHK総合ほかにて放送中。
※土曜は1週間のふり返り
