妻夫木聡が主人公を演じる「ザ・ロイヤルファミリー」の5話が11月9日に放送。佐木や広中らチームロイヤルのダービーにかける思いに「熱くなる」や「重み増す」などの声が上がっている。
早見和真の同名小説を原作とする本作は、人間と競走馬の20年もの軌跡を描いた絆の物語。税理士・栗須栄治を妻夫木聡、馬主・山王耕造を佐藤浩市、物語の鍵を握る重要な役どころを目黒蓮、栗須の元恋人で競走馬の生産牧場を営む野崎加奈子を松本若菜、耕造の宿命のライバル・椎名善弘を沢村一樹、耕造の妻・山王京子を黒木瞳、耕造の息子でロイヤルヒューマン社の後継者候補である山王優太郎を小泉孝太郎、調教師の広中を安藤政信、騎手の佐木隆二郎を高杉真宙が演じている。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
耕造(佐藤浩市)に隠し子が発覚!栗須(妻夫木聡)から説明を求められた耕造は、相手の女性は元ホステスの中条美紀子(中嶋朋子)で、今は前橋の病院で療養中だと明かす。

栗須は耕造に連れられて美紀子を見舞い、美紀子から大学生の息子・耕一(目黒蓮)の存在を聞く。事情を知った栗須が代わりに美紀子の援助を買って出たことで、耕造と栗須の信頼関係はより強固に。そして、息子の耕一もまた競走馬の世界に魅せられていた。
一方、内心穏やかではない耕造の妻・京子(黒木瞳)は美紀子に会いに病院に行き、彼女を気に入る。
そんな中、デビュー戦で勝利したロイヤルホープと騎手の隆二郎(高杉真宙)は勢いに乗り、チームロイヤルは日本ダービーへの出走を決め――というのが5話の展開。

耕造は椎名(沢村一樹)を食事に誘うが、食事の席には緊張感が漂う。そこで椎名はロイヤルホープに負けることはないと宣言。実は椎名はデビュー戦でホープに負けたことをずっと根に持っていた。そして後日、栗須は椎名の馬も日本ダービーに出走することを耳にする。

チームロイヤルは、社長を「ダービーオーナーにする」という目標に向けて一致団結。そして迎えたダービー当日。ホープは、椎名の馬であるヴァルシャーレと先頭争いを繰り広げ、ほぼ同着でゴール。しかし、ほんの少しの差でヴァルシャーレに負けてしまうのだった。チームの団結力とレース展開にSNSでは「毎話熱くなります。画面を通してみなさんの熱が伝わります!どの登場人物も素敵。ロイヤルファミリーチーム大好きです」や「ドラマのロイヤルファミリーの良い点って、広中先生と佐木くんに関して栗須がロイヤルに関わるようになってから出会ってることで、チームの一員になるまでの過程もちゃんと一話かけて描写されてるから、(どちらも栗須の奔走が仲介したことによるのが大きいけど)「社長のために」の重みが増してる」、「ロイヤルファミリー面白いなぁ。ホープがダービー2着ってのも予想出来たけど有馬記念勝てるかな」などの声が。

その後、美紀子は他界。栗須は美紀子に生前頼まれていた通り、耕造と耕一を合わせる。耕造は、息子の存在を知らなかったこと、そして何か困ったことがあったら頼ってほしいことを伝えるが、耕一は香典と共にそれを拒むのだった。今後の親子関係の行く末に「今回は日本ダービーまでは感動だったけど最後に不穏な空気で終わる展開……目黒蓮の今後の動向に注目」や「ロイヤルファミリーほんと見入ってしまう。耕一くんのこれまでの人生を考えると耕造さんへのあたりが強くなってしまうのも今は仕方ないかな」、「絶縁状態だが今後どうなっていくか見物」などの声が上がっている。
【第6話あらすじ】
いつもあと一歩で勝利に届かないロイヤルホープだが、応援するファンは確実に増えていた。しかし、栗須(妻夫木聡)は耕造(佐藤浩市)に2017年の有馬記念終了後、来年の有馬記念を最後に自身もロイヤルホープも引退すると告げられ驚きを隠せなかった。
それは事前の家族会議でも伝えられており、次期社長へは優太郎(小泉孝太郎)を指名。突然のことに、優太郎も戸惑いを隠せないでいた。
さらに、耕造があることを告白したことで、栗須は急遽、耕造の隠し子・耕一(目黒蓮)に会いに行くことになり――。
「ザ・ロイヤルファミリー」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。

