11月6日よりディズニープラスにて配信がスタートした韓国ドラマ「親愛なるX」の第1~4話のビハインド映像が公開された。
本作の主人公は、「雲が描いた月明り」「マイ・デーモン」のキム・ユジョンが演じる、人生の最底辺から頂点まで登りつめた美しくも残忍な女優・アジン。ソシオパスとも言える彼女は、かつては“兄”と“妹”という関係だったジュンソ(キム・ヨンデ)や高校の同級生ジェオ(キム・ドフン)、高校卒業後に勤めることになったカフェの店長ジョンホ(キム・ジフン)ら、周りにいる人間を利用していく。
新たに公開されたビハインド映像では、そんな緊迫感あふれる本編とは裏腹に、笑顔を見せるキム・ユジョンらの姿を垣間見ることができる。
第1話・2話のビハインド映像は、アジンの恐ろしさがわかる高校時代の撮影シーンからスタート。劇中では激しく対立するアジンとソンヒ(キム・イギョン)だが、向かい合うシーンでは思わず笑い合ってしまったり、ソンヒがアジンにバケツで水をかけるシーンではお互いに応援し合ったり、2人一緒にスタッフから誕生日を祝ってもらったりと、仲睦まじい様子が映されている。
さらに、キム・ユジョン、キム・ヨンデ、キム・ドフンがそれぞれと撮影の合間に和気あいあいとしている様子も。キム・ドフンは父親と激しいやり取りをする難しいシーンを終えて「台本を読んだ時はただジェオにとっての大きな出来事の一つで、自分事には感じていなかったのですが、いざ今日撮ってみたらとても胸が痛かったんです。辛かったんだと思います」と語っている。
また、初の撮影を終えて、キム・ユジョンは「自分が期待していたよりももっと興味深い作品になる気がしています」とコメントし、キム・ヨンデはジュンソを演じる上でのポイントについて「学生時代のジュンソは眼鏡をかけます」と、眼鏡をかけるという行為でジュンソというキャラクターが持つものを表そうとしたと述べている。
続く第3話・4話のビハインド映像は、高校を卒業してカフェで働き始めたアジンが掃除をしたり、レモンを切ったりするシーンの舞台裏から始まる。口コミが広がりアジンの美しさが知れ渡ると、彼女をつけまわす男が現れるのだが、アジンはその男を自分でやっつけようとする。ビハインド映像では、この激しいアクションを撮影するシーンを前に、動線を綿密に確認したり、軽々としたキックを披露したりするキム・ユジョンの姿が捉えられている。
さらに、アジンが長年苦しめられた父親と対峙する苦しいシーンを撮影する合間に、監督と俳優たちが小道具のバットを使って「あっち向いてホイ」をする姿も。作品内では見ることができない笑顔と平和な雰囲気が対照的に映し出されている。
父親との悪縁を断ち切り、新たな道へと踏み出したアジン。不穏な空気漂う中、彼女はどこまで歩みを進めるのだろうか。
「親愛なるX」はディズニープラスにて毎週木曜に2話ずつ配信。
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