山田裕貴と佐藤二朗が映画『爆弾』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇、公開後だから話せるトークを繰り広げ、待望の入場者特典決定を生解禁した。
大ヒットスタートを切った本作は公開3週目もその勢いは止まらず、興行収入ランキングでは3週連続で実写映画No.1をキープ、11月16日(日)までで動員101万1,692人、興行収入14億2,453万880円を突破した。
そして公開4週目に入った11月17日(月)、大ヒットを記念して主演の山田と佐藤が登壇する「大ヒット爆発中!御礼舞台挨拶」を実施した。

警視庁捜査一課・強行犯捜査係の刑事・類家を演じた山田は、「先週の金曜から3週目に突入して、またこうして舞台挨拶をできるということは、映画にとって、この映画を作ったここにいないすべての『爆弾』チームの人たちにとって一番喜ばしいことだと思うので、めちゃくちゃ嬉しいです」と挨拶。

一方、刑事たちを翻弄する謎の中年男・スズキタゴサクを演じた佐藤は、「毎日もう10年くらい連絡を取っていなかった人からや、本当にすごい熱量の感想のメールが来て。今日幼馴染の中島というやつから連絡があって、『爆弾』を観たのかと思ったら全然違う用件でびっくりしました(笑) それがびっくりするくらい毎日しかも長文の感想が来て、初めてですよ。『爆弾』チームにとっても、今年日本映画が元気ですごく嬉しい。その一言です」と驚くほどの反響ぶりを語った。

さらに11月16日(日)時点で、ついに観客動員数が100万人、興行収入は14億円を突破したことが発表。
佐藤は、「公開17日目でものすごいスピードと聞いています。日本映画にとって豊かな年になるのでは」と驚きを見せ、山田は、「『国宝』まであと1,100万人ということですね。映画館にたくさんの人が来てくれるというのは、どの作品でも嬉しいことですが、この作品は本当に可能性を感じられるので、もっと広がっていくと見ています。ようやく(この作品を)観た人たちから爆弾が仕掛けられていると思うのでここからだと思います。これも予言です」と笑いを交えながら、作品に自信を見せた。
類家とタゴサクの違いは「そこで踏みとどまれるか踏みとどまれないか」

そんな社会現象ともいえるヒットを見せている本作について、改めて山田は、「本当に二朗さんのタゴサクを目の前にして、こんなに素晴らしい俳優さんとやり合えるあの世界に入り込めたことは、僕の俳優人生にとっていい刺激、いい経験、いい学びをもらいました。みなさん生きていく上で怒ったり悲しんだりする日が来ると思うんですけど、類家とタゴサクの違いって、きっとそこで踏みとどまれるか踏みとどまれないか。もしこんなことが起こったと想像したときに、もしかしたらそんなに平和ではないのかもしれないということも含めていろんな見方ができるので、みなさんが何回も来てくださっているということは、ものすごく楽しんでくれているんだろうなというのを感じています」と作品への熱い思いを激白。

佐藤は、「僕はこの映画は可能性があると思うので、まだ途上にあると思っていて。なのでまだ答えを出すのは後にしたいのですが。2回目の人があんなに(会場の半数くらい)いて、3回目の人も結構いて。もちろん1人で観に行くのもいいんですが、終わった後誰かと話したくなるだろうなと。一人で抱えるには大変な映画なので、僕個人としては、大事な人と一緒に行ってほしいですね」と改めて見どころに触れた。
本作初の入場者特典「そもそもポストカードは違うよね?」

爆発的大ヒットの感謝の気持ちとして、11月21日(金)より本作初の入場者特典の配布が新たに決定。今回配布するのは、解禁時から「このビジュアルのムビチケもほしい!」などとSNSで大反響があった、山田演じる類家、伊藤沙莉演じる沼袋交番勤務の巡査・倖田、佐藤演じるスズキが描かれたポストカード全5種。スクリーンにビジュアルが映し出され、そのうち3種がスズキのビジュアルとわかると、佐藤が思わずツッコミ&会場は大爆笑。

山田が、「(スズキが出たら)当たりですよね?やっぱりこの映画はタゴサクの映画と言っても過言ではないですから」と会場に呼びかけ拍手が巻き起こるも、佐藤は、「そもそもこの作品にポストカードは違うよね? もし俺がこの3枚が出たらハズレだと思うね。山田裕貴ファンの方は類家が出るまで観に来てくださいね」と総ツッコミしながら会場を笑いに包み、この日一番の笑いを巻き起こしていた。


さらに、爆発的大ヒットを記念して、会場の観客1名に直接感謝とオリジナルグッズのプレゼントが贈られるサプライズも行われた。
『爆弾』は全国にて公開中。

