「ちょっとだけエスパー」第5話が11月18日放送。兆から告げられたミッションの理由と市松が心の中で叫んだ言葉の矛盾に、視聴者からは「どっちが本当……？」「トロッコ問題みたいな話」などといった声が上がっている。
大泉洋がテレビ朝日連続ドラマ初主演を務める本作は、脚本を野木亜紀子が手掛ける完全オリジナルSFラブロマンス。触った相手の心の声が聞こえる文太を大泉が演じ、間違ってカプセルを飲み吹き飛ばし系エスパーとなった四季に宮﨑あおい。実の息子に父親であることを隠している桜介にディーン・フジオカ。電磁波を送れる電子レンジのような能力を持つ円寂に高畑淳子。動物にちょっとお願いすることができる半蔵に宇野祥平。彼らにカプセルを飲ませ“ちょっとだけエスパー”にしたノナマーレ社長の兆に岡田将生。
文太らがエスパーだと気づいた市松に北村匠海。桜介の実の息子だが市松らと繋がっていた紫苑に新原泰佑。市松や紫苑にカプセルを飲ませた久条に向里祐香といったキャストが出演。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
四季がエスパーとなってしまったことを兆に話すべきか隠すべきか？ 文太たちが話しているところに兆から緊急招集がかかる。文太たちを前に兆は特別なミッションがあると告げ「ある荷物を運んでもらう。中身は言えないが、人の命がかかっている」と指示。
その後、文太だけ残るよう命じる。そして文太に自分の目的は2025年より先の未来を変えることで、小さなミッションの積み重ねで世界の分岐点を作りだし未来を変えようとしてきたが、未確認因子が邪魔をしているため大きな変化を起こす必要に迫られていることを説明、「今から10年後、1万人が死ぬ大惨事が起きます。私はそれを止めたい」と口にし「未来の1万人の命があなたの肩にかかっています」と続ける…というのが今回のストーリー。
その後、ミッションが青いアタッシュケースを奪い海に捨てることだと判明。指示通りミッションを遂行する文太たちの前に市松、紫苑、久条が現れる。前回のラストでカプセルを渡された市松と紫苑もまた“ちょっとだけエスパー”になっており、文太らとエスパー対決が繰り広げられることになるのだが、視聴者からは久条のエスパーにツッコミが集中することに。
彼女のエスパーは強力なモスキート音を出せるというものだが、中年である文太や円寂には全く通じず、逆に仲間の市松と紫苑を苦しめてしまうことに…「モスキート音は年寄りには聞こえない、、は爆笑したwww」「モスキート音の聞こえる/聞こえないの差が残酷すぎてちょっと笑っちゃった」「味方にダメージでかい能力（モスキート音）は笑うでしょ」などといった感想がSNSに上がる。
一方、文太は市松と揉み合いになった際「1000万人が死ぬ、あんたのせいで！」という心の声を聞く。どうも市松らは文太が将来1000万人を死なせると考えている模様で、これは「1万人が死ぬ大惨事を止める」という兆の目的と反する…この展開には「兆の言う「1万人が死ぬ大惨事」と市松の言う「1000万人」が死ぬ大惨事、どっちが本当……？」「1万人を取るか1000万人を取るかってトロッコ問題みたいな話になってきたな」「ちょっとだけエスパー、1万人と1000万人のクソデカトロッコ問題の話なのかなあ」などといった声もポストされている。
【第6話あらすじ】
文太たちは市松たちの真意を確かめるため話し合いの場を設けることに。一方、四季がEカプセルを飲んで吹っ飛ばし系エスパーになってしまったことを知った兆は、直接、四季をノナマーレに呼び出す。“ぶんちゃんが死ぬ悪夢”の文太の顔が兆に見えるという異変が起こり始めた四季は、初対面の兆に問いかける…「私、兆さんに会ったことありますか？」
「ちょっとだけエスパー」は毎週火曜21時～テレビ朝日系で好評放送中。
