※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

クエンティン・タランティーノ、『バトル・ロワイアル』の原作者が『ハンガー・ゲーム』の原作者を訴えないことに「理解できない」

クエンティン・タランティーノが「The Bret Easton Ellis Podcast」に出演し、自身の「21世紀の映画ベスト20」を発表した。

最新ニュース ゴシップ
注目記事
クエンティン・タランティーノ Photo by Gilbert Flores/WWD via Getty Images
クエンティン・タランティーノ Photo by Gilbert Flores/WWD via Getty Images 全 2 枚
拡大写真

クエンティン・タランティーノが「The Bret Easton Ellis Podcast」に出演し、自身の「21世紀の映画ベスト20」を発表した。

そのなかで、日本の『バトル・ロワイアル』が11位にランクインした。(※同作は2000年制作の映画だが、クエンティン・タランティーノは21世紀の映画として挙げている)

原作は高見広春の同名小説で、全国から選ばれた中学生が、最後の一人になるまで殺し合いを強制されるという衝撃的な内容の映画だ。クエンティン・タランティーノはこれまでもたびたび、同作をお気に入りの映画として挙げてきた。

今回は、『バトル・ロワイアル』と内容が類似するスーザン・コリンズ原作の『ハンガー・ゲーム』についても言及。「日本の作家が、なぜスーザン・コリンズの全財産を失わせるくらいの勢いで訴えなかったのかが理解できない。『バトル・ロワイアル』の丸パクリじゃないか。馬鹿な書評家たちは日本の『バトル・ロワイアル』なんて映画を観ないから、彼女にその類似性を指摘しなかった。それどころか、『こんなにオリジナル性のある作品は読んだことがない』と言ったんだ」と憤る。「で、映画批評家たちが映画の方を観ると、『なんだよこれは。PG版の“バトル・ロワイアル”じゃないか』となったわけだよ」と話した。

映画ファンからは「まさに私も何年も前からタランティーノと同じことを言ってる!」「“ジャンル”が一緒というだけじゃない?」「『バトル・ロワイアル』の小説も、スティーヴン・キングの作品を参考にしてるらしいよ?」など、さまざまなコメントが寄せられている。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

+ 続きを読む

特集

この記事の写真

/

関連記事

【注目の記事】[PR]