福山雅治主演、大泉洋が共演する連続ドラマを映画化した『映画ラストマン -FIRST LOVE-』の完成披露試写会が12月18日(木)、東京・新宿ピカデリーで行われた。
上映前の舞台挨拶には、福山と大泉をはじめ、ドラマのレギュラーキャストで映画にも出演する永瀬廉、今田美桜、木村多江、吉田羊、映画版のゲストである月島琉衣と寛一郎、完全新作スペシャルドラマ「ラストマン-全盲の捜査官- FAKE/TRUTH」にゲスト出演する松本若菜、吉田鋼太郎、向井康二、そして映画&SPドラマの監督を務めた平野俊一が登場した。

永瀬にとっては、約2年ぶりとなる「ラストマン」の現場で、「大泉さんが笑わせにかかってくれたので、緊張が解れました」と感謝の言葉。と思いきや、「いや、ヤバいんですよ。違う局の有名な番組の主人公をずっとモノマネしているんです、“ティー”を持って」と暴露し、「それで僕が笑ってNGを出すと、ざまあ見ろって顔していて(笑)。久しぶりに悪い大人を見ました」とクレームを入れた。

しかし、当の大泉は「刑事ものですからね、右京さんが出てくるかもしれないですよ」と堂々と“元ネタ”に言及。「しつこくやっているから、上達していて、そうにしか見えなくなった。エピソードとかじゃなくて、シンプルに文句、苦情です」(永瀬)、「だったら、舞台挨拶で言うな。裏で言え」(大泉)と笑いの応酬を繰り広げた。

また、向井も大泉の好敵手として、舞台挨拶を盛り上げた。大泉が「思ったよりも、向井君が全然面白いことを言わなくて。もう少し、ぶっこめなかった? すごく真面目だったよ」と先制攻撃すると、向井は「僕もモノマネすれば良かったかな。次からはボケます」と反省しきりだ。

続けて、向井が「僕の頑張りが監督に届いて、また『ラストマン』に出られるかもしれない」と期待を寄せると、大泉は「でも、向井くん(が演じる役)は死んじゃったから、もう出られないよ」とウソのネタバレをお見舞い。「死んでいないですよ。死んでいたとしたら、(それを言ったら)ネタバレ過ぎませんか?」(向井)、「向井君と話すのは楽しい。同じグループでも、目黒君(目黒蓮)とは大違い」(大泉)と笑いをさらった。

『映画ラストマン -FIRST LOVE-』は12月24日全国より公開。完全新作スペシャルドラマ「ラストマン-全盲の捜査官- FAKE/TRUTH」も、12月28日午後9時からTBSで放送される。

