1994年に公開されカルト的人気を誇る『クロウ/飛翔伝説』のリブート作品『ザ・クロウ』が、2026年3月6日(金)より全国公開されることが決定した。
恵まれない家庭環境に育ち、非行を繰り返す青年エリック。彼は、更生施設で同じく暗い過去を持つ女性シェリーと出会う。瞬く間に燃えるような恋に落ちた彼らは脱走を成功させ、誰も知らない場所で2人だけの時間を過ごすうちに、お互いの中に生きる意味を見出して深く愛し合っていくのだった。
しかし、謎の組織が隠れ家を襲撃し、2人は惨殺されてしまう。やがて命を落としたエリックの怨念に引き寄せられるように、彼の魂の下へ死の国の使者であるカラスが現れ、“復讐のための力を持って生き返る代わりに、目的を遂げた後は魂を永遠に捧げる”という取引を持ち掛ける。激しい憎悪に駆られたエリックはこれを承諾して蘇り、シェリーを凌辱した組織を滅ぼすことを強く誓って夜の闇へと飛び出していくのだった…。
主演を務めるのは、『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』のペニーワイズ役で一躍脚光を浴び、『デッドプール2』や『エターナルズ』、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』などのハリウッド大作への出演が続くビル・スカルスガルド。本作でもその肉体美と圧倒的な迫力のアクションを披露し、新しいダークヒーロー像を堂々と体現した。
ヒロインには今年のグラミー賞で「EUSEXUA」が最優秀エレクトロニック・ダンス・アルバム賞にノミネートされ、世界中から注目を集めるシンガーソングライターでアーティストのFKAツイッグス。
スタッフには、士郎正宗の傑作マンガ「攻殻機動隊」のハリウッド実写化作品『ゴースト・イン・ザ・シェル』で脚光を浴びたルパート・サンダースが監督を務める。長編監督三作目ながら、カルト的な人気を誇る『クロウ/飛翔伝説』のプロデューサー、エドワード・R・プレスマンらにその才能を認められ、正統リブート作品の監督としての大役を命じられた。音楽は『西部戦線異状なし』のフォルカー・バーテルマン、編集には『スラムドッグ$ミリオネア』のクリス・ディケンズとアカデミー賞受賞スタッフなど実力派製作陣が揃った。
この度解禁された特報映像は、愛する人と共に惨殺されたエリックが彼女の敵を討つため、死の国から完全復活を遂げる場面から始まる。自らの魂と引き換えに、圧倒的な力を得たエリックは、彼らを死に追いやった謎の組織に復讐を開始。激しいカーチェイスや、ガンアクションがノンストップで繰り広げられ、ビル・スカルスガルドの迫力あるアクションと、壮絶な復讐劇に期待が膨らむ映像になっている。

さらに、ティザービジュアルとメインビジュアルのポスター2種も併せて解禁となった。ティザービジュアルは、烏羽色の中に、激しい憎悪を抱き地獄から蘇ったエリックの表情を全面に捉えたインパクトのある一枚。

また、メインビジュアルは「愛は怒りの形をしている」というコピーとともに、エリックと恋人のシェリーが寄り添うもの。背景では、エリックの強い怨念に導かれるように、死者の国の使者であるカラスの大群が不吉に飛び交っている。
『クロウ/飛翔伝説』公開から30年。完全復活を遂げた伝説的ダークヒーローの復讐劇に注目が集まる。
『ザ・クロウ』は2026年3月6日(金)より全国にて公開。

