俳優のキム・ユジョン(26)がドラマ『親愛なるX』で歴代最高の熱演を繰り広げたにもかかわらず、今年の「百想芸術大賞」の候補にも挙がらず、衝撃を与えている。
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4月13日、「第62回百想芸術大賞」のノミネート候補者と作品が発表された。なかでも注目を集めたのは、テレビ部門の「女性最優秀演技賞」だった。
同部門の候補には、Netflixシリーズ『ウンジュンとサンヨン』のキム・ゴウンとパク・ジヒョン、Netflixシリーズ『サラ・キムという女』のシン・ヘソン、tvNドラマ『未知のソウル』(Netflixで日本配信)のパク・ボヨン、そしてtvNドラマ『暴君のシェフ』(Netflixで日本配信)のイム・ユナが名を連ねた。
絶賛された熱演、しかし候補には不在
挙げられた作品と俳優陣だけを見れば、一見妥当な結果にも見える。
しかし、除外された作品と出演者をめぐり、強い疑問が残る結果となった。まさに、TVINGオリジナルシリーズ『親愛なるX』(Disney+で日本配信)のキム・ユジョンが外れたのだ。
『親愛なるX』は、地獄から抜け出し最も高い場所へ上り詰めるために仮面を被った女性ペク・アジン(演者キム・ユジョン)と、彼女に残酷に踏みにじられた“X”たちの物語を描いたドラマだ。
韓国では昨年11月6日から年末にかけてTVINGオリジナルシリーズとして配信され、熱い話題を集めた。
その中でも主人公役キム・ユジョンの熱演は、毎話ごとに感嘆を誘った。原作のウェブ漫画の魅力を生かしたのはもちろん、子役出身というイメージを完全に脱ぎ捨てた悪女への変身、そして鳥肌が立つほど冷徹な判断力と狂気に満ちた怒りを行き来する名演技を繰り広げたためだ。「キム・ユジョンではないペク・アジンは想像できない」「うちのユジョンが変わった」という反応まで出たほどだった。

これに後押しされ、ファンはもちろん、幼い頃からキム・ユジョンを記憶している大衆にも「女優キム・ユジョン」としての存在感をはっきりと刻み込んだ作品として『親愛なるX』が挙げられてきた。
百想の候補発表前から、キム・ユジョンは多くのドラマファンの間で主要候補として予測されていたほど。しかし、いざ公開されたノミネートに彼女の名前を見つけることはできなかった。
「意図的な排除」疑う声も
さらに驚くべきは、キム・ユジョンだけでなく『親愛なるX』自体がたった1部門にもノミネートされていない状況だ。「キム・ユジョン外し(パッシング)」にとどまらず、TVINGの作品が1つも候補に上がらなかったことに対し、意図的に排除したのではないかという印象さえ残している。
さらに、女性の連帯を描き好評を得たtvNドラマ『Missホンは潜入調査中』の俳優パク・シネも、今回の百想では顔を背けられた。
もちろん、発表された候補者たちの顔ぶれも頷けないわけではない。
熱演を繰り広げた『ウンジュンとサンヨン』のタイトルロール2人や、『サラ・キムという女』で賛辞を浴びたシン・ヘソン、『未知のソウル』で1人2役を完璧にこなしたパク・ボヨン、そして『暴君のシェフ』で最高視聴率17.1%を記録したイム・ユナであるだけに、選出された候補者たちにも十分な資格はあった。
拭いきれないノミネート結果への心残り
しかし、部門ごとに「5名」という制限的な枠であるにもかかわらず、『ウンジュンとサンヨン』は1つの作品から2名の候補が同一部門に上がった一方で、キム・ユジョンやパク・シネらにはチャンスすら回ってこなかったことがとりわけ残念だ。
今年の百想の候補をめぐり、あちこちで議論が続いている。
幕を開ける前から物足りなさを残した候補選定が、今年の「百想芸術大賞」の進行過程に引き続き疑問符を投げかける見通しだ。
(記事提供=OSEN)
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