最新監督作『オデュッセイア』がアメリカで7月17日に公開を控えているクリストファー・ノーランが、「ニューヨーク・タイムズ」紙の取材に応じ、映画製作への熱い思いを語った。
「映画や、映画史に本当に関心があるのなら、成功するためには“リスクを取らなければならない”ということをよく知っているはずです。最大のリスクは“無難に行く”ということなのです。それこそが、メジャー映画では一貫してうまくいきません。観客は新しいものを求めているのですから」と持論を展開した。
発言通り、クリストファー・ノーランはブレイクのきっかけとなった『メメント』から果敢に「リスクを取る」ことに挑んでいた。当時、恋人(現妻)で映画プロデューサーのエマ・トーマスに同作の脚本について説明したところ、彼女は好意的に受け止めてくれたものの、逆行構成で物語を進めることには「リスクが高すぎる」と感じたようだという。しかしクリストファー・ノーランは「私にはできる」と自信を見せ、その挑戦的な構成のまま『メメント』を完成させた。「新しいことを取り入れることはリスクを軽減するし、自分自身を特徴づけることにもつながります」と語っている。
映画ファンからは「これだけ実績を築いてきたノーラン監督だから言えることだよね」「もしかして、最近何か特定の映画を観てそう言っているのかな?」といった反応が寄せられている。一方で、「正しいことを言っていると思う。でも『オデュッセイア』は何度も映画化されているから、ノーラン監督の完全オリジナル作を観たいよ」といった声も上がっている。
『オデュッセイア』は、9月11日に日本公開予定。





